[リリース待ち] Les Traverses 2020 L‘ANGLORE / トラベルセ 2020 ラングロール

5,500円(税込6,050円)

トラベルセ 2020

  国:France (フランス)
 地域:Rhone (ローヌ)
 品種:Syrah (シラー)(50%は樹齢30年、 50%は樹齢10年)
タイプ:Red (赤)
 造り:除梗無し、破砕無しのグラップ・アンティエールで、ステンレスタンクでマセラシオン・カルボニック 10日間。
    ピジャージュ無し。
    ルモンタージュ無し。
    バリックとドゥミ・ミュイで9ヶ月間熟成。
 度数:14%

インポータコメント
Traverses は Chemin de traverses 「横の道、隠れた道、寄り道」から来ている。
王道ではなく誰も通らない外れた道を歩むことが楽しく、 本当の意味で人生というものを学べるという意味。
いくら周りの人とは違う道でも、遠回りでも、歩きにくい道でも、そこは自分の道で自分を一番成長させる。
他のキュベに比べ、早めの瓶詰めなのが特徴。
とても華やかで、スミレなどの花の香りが漂う。
白身の肉料理に合います。
2020年は暑く乾燥した年だったが、 8月の雨でよく熟し、 バランスのとれたぶどうができた。


■生産者
L‘ANGLORE (ラングロール)
本拠地:フランス・ローヌ
造り手:エリック・ピュフェリン

父の仕事である養蜂を手伝っていたエリック氏。
1988年の祖父の引退と同時にぶどう栽培を引き継ぎ、2000年までは農協にワイン販売を行っていた。
同時に土壌の研究をしていた彼は「痩せすぎるほど痩せた土地でのワイン栽培は、味わい深く繊細な赤ワインができるはず」と、赤ワインを突き詰めていき、2001年、彼独自のワインが誕生した。
あくまでも自分の目に届く範囲で確実な仕事がしたい、果実のみずみずしさを残すために、クリーンな醸造設備を心がけ、発酵時期には大型の冷凍トラックを玄関前に1か月横付けするという徹底ぶり。
太陽がないと生きていけない“トカゲ”をモチーフにしたラベルが印象的。
冬の辛い畑仕事も、飲んで喜ぶお客さんの顔を思いながら取り組んでいる。

●自然派ワインを造ることは、洋上で帆船で進むがごとし
自然は人間より強い。
自然な栽培や醸造をすることによって、いろいろな苦難もある。
しかし、海の上を進む帆船のように、風に身を任せ、自然を受け入れながら、目的地に向かっていくことが大切なのだとエリックは言う。
ぶどうは年に1回しか収穫できず、もちろんワイン造りも年に1回しかできない。
そこで、人間のエゴや思い込みが入ると、良いワインができない。
逆にいいワインを造らなくてはいけないという思い込みから、自分を解き放ち、無の状態からその年のぶどうを受け入れ、そこに最善の努力をしなくてはいけない。

また、自然酵母を活かすため、もちろんSO2は収穫・醸造段階では一切使用しない。
赤いぶどうのプレスも、白ぶどうのプレスに圧力でゆっくりとやさしく行う。
そして、ワインの液体の移動は全て重力で行い、決してポンプは使用しない。
ぶどうのポテンシャルを最大限に活かしたワイン造りといえる。

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