[2640] Atlantikas 2022 Scions of Sinai / アトランティカス 2022 サイアンズ・オブ・シナイ

3,300円(税込3,630円)

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アトランティカス 2022

  国:South Africa (南アフリカ)
 地域:Stellenbosch (ステレンボッシュ)
 品種:Pinotage (ピノタージュ)
タイプ:Red (赤)
 度数:12.5%

インポータコメント
ステレンボッシュの中でも涼しいエリアであるヘルダーバーグのピノタージュ(真砂土)のぶどうを使用。
乾燥農業、ブッシュヴァイン。
手摘みで収穫、選果後、54%のぶどうは全房で破砕し、セミMC。
36%のぶどうは除梗、破砕し、3時間のみマセレーション。
残りの10%のぶどうは除梗し、MC。
それぞれプレスし、ブレンド。
ステンレスタンクに移し、8カ月間澱と共に熟成させ、澱引き後、ノンフィルターで瓶詰め。

綺麗なルビー色。
フランボワーズ、ワイルドローズの香りに味わいにはブラックプラムの濃いエキス、高いなめらかな酸とのバランスがよく全体を引き締めている。
ぎゅっと詰まった果実感が優しく広がり、優しいタンニン、ほのかな黒い石の鉱物感が複雑性を出し雑味のない軽やかなアフターへ流れます。


■生産者
Scions of Sinai (サイアンズ・オブ・シナイ)
本拠地:南アフリカ・ステレンボッシュ
作り手:ベルナルト・ブレデル

ステレンボッシュ南部のヘルダーバーグ地域にあるシナイ・ヒルという花崗岩質の丘の周辺で160年前からぶどう農家、ワイン造りを祖父の代まで6代にわたり続けていた家庭で育ち、祖父の農作業やワイン造りを子供ながらに憧れ、祖父の姿を見て育ったベルナルド。
しかし、畑やワイン造りに興味のなかった父は、祖父が亡くなった後、畑もセラーも売り払ってしまう。
彼が大学に入る頃には、ワイン造りとはかけ離れた環境になってしまったが祖父まで代々続けてきたぶどう農家、ワイン造りを復活させたく、ステレンボッシュ大学に進み、醸造を学び、その後、北ローヌのアラングライヨ、フルーリーのファー、スペインのプリオラートで研修し、南アフリカに戻り、 2016年に祖父がワイン造りをやっていた小さなセラーを借り、父が手放したぶどう畑を従兄弟から借り、有機栽培、乾燥農法を実践し、見事に畑を復活させ、テロワールの影響と伝統に対する深い情熱のために細部までこだわり、妥協のないワインを造っております。
また、ワイナリー名は、ブドウの木の上部という意味や子孫という意味のサイオン(自分自身のこと)と祖先からやってきた場所 のシナイ・ヒルを掛け合わせ、テロワール(シナイ)の子孫(サイオン)という意味からわかるように自分のルーツに恩返しをしたいという気持ちを常に持っており、7世代に渡るワイン農家のルーツを、持続可能な形で回復させることが彼のビジョンです。
土に埋まってるのは、ワイン造りをしたくても出来ずに悩んでるベルナルドでそれをカウボーイが助けてくれるという生立ちとこだわりがラベルから垣間見える。

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