ミカ 2018
国:Portugal (ポルトガル)
地域:Mino (ミーニョ)
品種:Loureira (ロウレイラ)
Treixadura (トレイシャドゥラ)
Alvarinho (アルヴァリーニョ)
Arinto (アリント)
Adesso (アデッソ)
タイプ:White (白)
土壌:花崗岩質土壌
栽培:ビオディナミ
度数:11.5%
インポータコメント
キュベ名のミカとは雲母のことで、土壌の高い割合を占め、ワインに際立つミネラルを与えてくれることから名付けられた。
フローラルなアロマ、果実の甘み、ミネラル感がとてもバランスがよい。
アフターの柑橘系の味わいが心地よい。
穏やかな酸とミネラルのバランス。
手摘み、全房、ダイレクトプレス、ステンレスタンクで野生酵母で アルコール発酵(低温発酵)、MLF、2019年10月末瓶詰め。
■生産者
VINIBIO (ヴィニビオ)
本拠地:ポルトガル・ミーニョ
造り手:フェルナンド・パイヴァ
ポルトガルのビオディナミ第一人者と仲間が造る、最高のヴィーニョ・ヴェルデ!
ヴィーニョ・ヴェルデという産地は、スペインとの国境ミーニョ川、そしてドウロ川の下流を中心とする
大西洋に近いエリアで、アリント、ロウレイロ、アルバリーニョなどの品種で白ワインが主に造られる産地。
大量生産で弱発泡性のシンプルなワインとしてのみ知られてきたこの産地だが、数年前から量から質への転換が少しずつ出てきています。
その中心にいるのが、このヴィニビオ。
ヴィニビオは志を同じくする4人のブドウ栽培農家が、誰もが楽しめる価格帯で、本当に良いヴィーニョ・ヴェルデを造ろうと、一緒に共同組合を起ち上げた。
共同組合と言っても、一般的な量を造るものではなく、これまで大手生産者にブドウを売ってきた小さな情熱ある農家がワイン造りを共有することが目的。
4人のうちの1人、フェルナンド・パイヴァは、ヴィーニョ・ヴェルデだけでなく、ポルトガルでビオディナミのパイオニア的存在です。
彼はニコラ・ジョリーやピエール・マッソンの影響を受け、ビオディナミを独学、自分の環境に合わせたやり方で実践しています。
小規模で自然派の考え方の造り手はポルトガルではまだまだ僅かで、認証を取得しているのは更に僅か。
しかし、彼の影響を受け本当に良いワインを造っていこうとする動きは、ポルトガルでも確実に起こってきています。