[状態確認中] Jamais Deux Sans Trois 19/20 Domaine du Possible / ジャメ・ドゥー・サン・トロワ 19/20 ドメーヌ・デュ・ポッシブル

5,500円(税込6,050円)

ジャメ・ドゥー・サン・トロワ 19/20

  国:France (フランス)
 地域:Languedoc (ラングドック)
 品種:Grenache (グルナッシュ)
タイプ:Red (赤)
 栽培:ビオロジック
 SO2:無添加
 度数:13%

インポータコメント
仲の良い三人の生産者(ル・ブー・デュ・モンドのエドゥアール氏、ル・タン・デ・スリーズのアクセル氏)の最高品質のグルナッシュを持ち寄って造ったワイン。
二度あることは三度ある、という諺であり、Trois(三人)とToi(あなた)をかけて。
あなたがいなければ二人でもない!という友情の証のワイン。
素晴らしい出会いを財産にしたロイック氏の思いが感じられるワインです。

抜栓直後は梅や紫蘇を思わせる酸を軸にした甘い果実香。
時間と共に巨躯を震わせるような大きな気配感に満ちたチェリーのメガ粒子砲。
酸が口の中で跳ねるような力強さを持っており余韻に向けて果実を統率するピノノワール的な酸と果実の構成。
ブルゴーニュのような表情、シラーのような表情、リキュールのような甘い表情、クールでエレガントな表情……
時間と共に三者のワインが入れ替わるようにその表情を変えながら、じわりじわりとスケールを大きくしていく。
足し算の味わいではなければ掛け算でもない未知な世界観。
時間が経って余韻に大きな黒果実の塊のような戻り香。
動かしたりした二日目で豆の兆候もなく向上した。


■生産者
Le Temps des Cerises (ル・トン・デ・スリーズ)
本拠地:フランス・ラングドック
造り手:アクセル・プリュファー

ドイツ出身のアクセル・プリュファー氏はワインに興味を持ったことがきっかけでラングドックに移住、醸造を学び、マルセル・リショー、ギイ・ブルトン、ヤン・ロエル、グリオットなど自然派の生産者から多くの教えを受けました。
そして2004年、ついに自分の醸造所を持ち、ファーストヴィンテージをリリースしました。
ごくごくナチュラルに自然のままのぶどうでワインを造るのが理想というアクセルは、健全なぶどうを作ることが一番の目標。
毎日の大変な畑作業も「良いぶどうが出来ることを考えれば面倒な作業も楽しく思えるんだ」と日々、元気に動き回っています。

「ル トン デ スリーズ(さくらんぼの実る頃)」は、1866年にジャン=バティスト クレマンによって作詞され、アントワーヌ ルナールの手によって作曲されたフランスの古い歌曲。
この曲は後に、パリ コミューンをめぐる歴史に強く関連付けられ、作詞家のジャン=バティスト クレマンが想いを寄せていた女性が、「血の一週間」の間に殺害され、彼女を失った悲しさと儚い恋の想いを綴ったものと言われています。
このパリ コミューンは、ドイツ プロイセン王国との戦争に敗れたフランスの政府とパリ市民の和平交渉をめぐる対立から生まれたパリ市民による革命自治体でした。
その対立は、フランス(ヴェルサイユ)臨時政府とパリ コミューンの内戦とつながり、パリ全土が戦火に焼かれることになります。
この戦闘は後に「血の一週間」と呼ばれ、政府軍は、パリ コミューンの兵士や市民を裁判などを経ずに銃殺するなどして3万人にも及ぶパリ市民を殺害し、パリを鎮圧。
そんな悲劇から生まれた歌曲から自らのドメーヌ名をとりました。

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