ヴィーノ・フリッツァンテ 2022


  国:Italy (イタリア)
 地域:Veneto (ヴェネト)
 品種:Glera (グレーラ)主体
    Verdiso (ヴェルディーソ)
    Bosukera (ボスケーラ)
    Grapairiol (グラパリオル)
    Bianchetta (ビアンケッタ)
    Pereira (ペレイラ)
    Marzemino (マルツェミーナ)
タイプ:White (白)・Frizzante (フリッツァンテ)
 栽培:ビオロジック
 認証:ユーロリーフ
 SO2:無添加
 度数:11.5%

インポータコメント
2022年は暑く、6月まで雨がほとんど降らず、ハラハラしたそうですが、7月に適度に雨が降り、何とか実が熟すことが出来ました。
収穫は9月末まで待たなければならなかったそうです。
結果的には健康なブドウが取れたので、良い熟成すると思うとマルタは話してくれました。

香りはいつもより穏やかで、和の柑橘の様、口に含むと厚みがあり、いつもより出汁っぽさも感じるが、喉をぬけるとじんわり柑橘の酸味も上がってくる。
抜栓2日目の方がより果実味が出てくるのでもう少し寝かせても良いと思います。


■生産者
Col Tamarie (コル・タマリエ)
本拠地:イタリア・ヴェネト

ヴァルドビアッデーネ近郊の町、ヴィットーリオ・ヴェネトの西側。
自然の森に囲まれひっそりと暮らすアルベルトとマルタ夫婦。
2000年よりブドウ造りを開始し、2003年初収穫。
出来たブドウはそのまま知人のワイナリーへ販売していましたが、2007年より実験的に醸造を開始しましたが、すぐにリリースはせず、納得のいくワインができるまで6年もの年月をかけ完成させました。
少量の初リリースとなった2013年ヴィンテージ、そして2ヴィンテージ目となった2014年は15.000本を生産。
順調にカンティーナとしての歩みを始めます。
畑では農薬や化学肥料は使用せず、9haある土地のうち、半分の4.5haをブドウ畑、残り半分は森のまま、自然環境を保つ事を最重要。
栽培する品種は、主要品種であるグレラとその他の補助品種。
ブドウ品種によって区画を分けず、乱雑に品種を混ぜて栽培する事で、より自然な状態でブドウが育つという考えています。
丁寧に手作業で育てられたブドウは収穫も一房一房丁寧に行われ、ブドウが傷つかないよう、慎重にカセットに並べられ醸造へ。
自然酵母にて発酵。
全ての段階でフィルターや清澄作業は行わず、酸化防止剤すらも一切使用していません。
一次醗酵が終了し、冷却保存しておいた果汁を添加。
瓶内で発酵を再び行うメトードアンセストラーレ。
グレラによる微発泡ワインのみで勝負するタマリエ。
彼らの土地の自然をそのまま感じれる、素晴らしい味わい。

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