ローザ 2020
国:New Zealand (ニュージーランド)
地域:Waipara (ワイパラ)
品種:Gewurztraminer (ゲヴュルツトラミネール) 50%
Riesling (リースリング) 50%
+サン・ローランの果皮
タイプ:Pink (ロゼ)
栽培:ビオロジックまたはビオディナミ
SO2:無添加
度数:12.5%
インポータコメント
ワイパラに位置する有機栽培 の畑2カ所のゲヴュルツトラミネール&リースリングに、サン・ローランの果皮を加えて風味つけられたロゼ。
収穫されたゲヴュルツは子供たちの足で優しく潰し低温保管。
リースリングと合わせて野生酵母によって混醸。
事前にプレスされてい たサン・ローランの果皮を加えてプレス、主にア ンフォラで熟成(古樽も含む)。酸化防止剤無添加、ノンフィルター、清澄剤不使用。
ジューシーかつソフトなミネラル感に、爽やかなハーブ感。
特徴的なネクタリンのフルーツ感にアクセントとして加わるほのかな赤果実感。
エクリプシスの 2020VT は様々な困難に直面した年で、まず気候面では元々雨の少ない産地であるワイパラとしても大規模な干ばつが発生し想定していた収穫量を大幅に下回ることになりました。
さらに収穫シーズン途中で始まったコロナによるロックダウ ンによって現場に立てないという異常事態も。
それでも収穫されたブドウは小粒で、その風味は凝縮感に溢れた素晴らしいものだ ったことがせめてもの救いだったとジェスは語ります。
そして生産されたワインは2種。
共にワイパラに位置するオーガニック栽培の畑からのリースリング・ゲヴュルツトラミネールの混醸からのオレンジワイン「メラキ」とロゼワイン「ローザ」。
2021 年 はさらに霜害など厳しい天候条件のためエクリプシスの生産自体が全くないこともあり、今回有難いことに貴重なワインを日本へと分けてもらえることになりました。
■生産者
Ekleipsis (エクリプシス)
本拠地:ニュージーランド・ワイパラ
造り手:ジェシカ・マヴロマティス
ニュージーランド南島、ノース・カンタベリーのワイパラで2015年に始まった「Ekleipsis / エクリプシス」。
その「蝕」を意味する名前(ギリシャ語)の通り、2015年4月の皆既月食の日に収穫されたブドウから始まったナチュラルワインのレーベルです。
ワインメーカーは同じくワイパラのワイナリーCrater Rim、そしてDom Maxwellの下で経験を積んだ女性醸造家ジェシカ・マヴロマティス。
ビオロジック/ビオディナミ農法によって育てられた単一畑のワイパラ産ブドウ(エクリプシスの母体であるMuddy Water / Greystoneの自社畑)から、極力添加物を使用しない最低限の人的介入アプローチによって造られます。
また、”Ekleipsis”はギリシャ語で「手放す/不在」などを意味する場合もあることから、ジェスのワイン造りに 対する姿勢の一側面を表しているとも言えます。