ビュル・ローズ 2020

  国:France (フランス)
 地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
 品種:Cabernet Sauvignon (カベルネ・ソーヴィニヨン) 2/3
    Semillon (セミヨン) 1/3
タイプ:Pink (ロゼ)、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
 認証:ユーロリーフ
 度数:11%

インポータコメント
柔らかな軽いガスを感じるペティヤン。
きれいなピンクで優しい飲み口です。
きりりと冷やして食前酒にも。
カジュアルなランチから和食まで幅広く楽しめる味わいです。


■生産者
Le Jonc Blanc (ル・ジョン・ブラン)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト
造り手:フランク・パスカル

ワインとは全く縁のなかったフランク・パスカルとイザベル・カルルのカップルがボルドーで出会い、恋に落ち、そして一生の仕事としてワイン造りを選び、一からワインの勉強を始めたのは15年ほど前のことでした。

そしてボルドーの隣村ベルジュラックにサンテミリオンのとほぼ同じ土壌の通称ジョン・ブランの地にワイナリーを見つけ、ファーストヴィンテージを造ったのが2007年。
今や土地の特徴であるミネラル分を生かし、パワフルでいてフレッシュさも併せ持つ彼らのワインは国内外を問わず大人気になっています。

そもそも研究熱心で職人肌のパスカルは畑の土壌分析については専門家に依頼し、それをもとに土壌にあった品種を育てること、同時に土壌をビオに変換することから畑の土壌改革を始めました。
元々は近代農法の栽培をしていた畑をビオに転換するのには3年以上の時間がかかったといいます。

もともと地質はサンテミリオンからの地続きでメルローやソーヴィニョン、セミヨンなどにはぴったり合うことが分かったものの、ただ栽培していたのでは他の生産者と変わらないという点にこだわったフランク。
より良い品質のワインに仕上がるように、ブドウ栽培に徹底的にこだわります。
土壌が健全になるよう微生物が生き生きと活動し、生態系が正しく作動する環境を作ることに専念、その結果、土地の個性を生かした特徴のミネラル分を多く含む健全で良く熟すぶどうを栽培することができたのです。
醸造過程でも、それぞれのぶどうの個性を生かすために浸漬時間やピアージュの回数にもこだわり、樽熟成、ステンレスタンク熟成を使い分けるなど、に取り組んでいます。

そしてジョン・ブランらしさとして確立したのが「しっかりした骨格と豊かな果実味がありながら、フレッシュな印象ときれいな酸のあるバランスの良いワイン」のスタイル。
まだまだ新たなワイン造りにも挑戦中のフランク。
次のリリースにも期待がかかります!

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