[3200] Riesling 2021 Federick Stevenson / リースリング 2021 フレデリック・スティーヴンソン

4,000円(税込4,400円)

リースリング 2021

  国:Australia (オーストラリア)
 地域:South Australia (サウスオーストラリア)
 品種:Riesling (リースリング)
タイプ:White (白)
 度数:12.2%

インポータコメント
Clare Valley【クレア ヴァレー】の北、Hughes【ヒューズ】から収穫されたオーガニックフルーツ。
酸化が若干進む程にスローで優しいプレスで搾汁、古樽発酵/熟成。
トニックの香りに、レモンとライムのバースト。
オレンジゼストや白コショウのニュアンスがあり、僅かな塩気とオイリーな舌触り。
更にはボタニカルなアフターフレーバーがあります。
一般的にClare Valleyと言えばたっぷりの補酸で仕上げられた、クォーツの様にキラキラとしながら硬く閉じたRieslingが多いのですが、既存のスタイルとは随分掛け離れた味わいがあります。


■生産者
Federick Stevenson (フレデリック・スティーヴンソン)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア

フレデリックス・ティーヴンソンは昨年突如として南オーストラリアのアデレードに販売され始めた謎のワインでした。
一体誰がこのワインを作っているのか誰も知らず、そしてどこに醸造所があるかも不明だったのです。

それもその筈フレデリック・スティーヴンソンとは仮名であり、その正体はスティーヴン・クロフォード。
フランスでワイン造りを学んで故郷に戻ったばかりの青年だったからなのです。
スティーヴンはワイン作りを始めるに当たり、先ず自身のアイデンティティを全てひた隠しにしました。
スパイダーマンやバットマンのようにエイリアスを作ったことには理由があり、自身が望むスタイルを作り続ける事で周囲から敵視されたり、家族が後ろ指を指されるのではないかと考えたのです。

ルーシー・マルゴーやショブルックのワインが当時は殆ど流通しておらず、スティーヴンはオーストラリアに於ける自分を異端として捉えていた訳です。
偽名を使用し、複数の無名アーティストをラベルデザイナーに据え、突如としてサンプルボトルをワインショップに送りつけることでビジネスの礎を築いたスティーヴン。
つい数か月前までは無名の存在であり、アデレードの街中にある古ぼけたガレージでワインを作っていることなど、誰も露知らず。
ミステリアスでアンビシャス。

カテゴリーから探す