ブラン 2020 (飛込台ラベル)
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Melon de Bourgogne (ムロン・ド・ブルゴーニュ)
タイプ:White (白)
栽培:オーガニック
SO2:無添加
度数:12%
インポータコメント
レモングラスやレモンジュースの様な繊細できめ細かく、詰まった果実味。
グレープフルーツの苦みを持ち、だんだんと洋ナシの様な果実味が広がる。
マチュらしい、キレよく素直で、ピュアなワイン。
■生産者
Les Chants Jumeaux (レ・シャン・ジュモー)
本拠地:フランス・ロワール
ブルターニュ出身のマチュー・ロトリエ氏(40 才)は若い頃はハンディキャップ者の介護補助、短編映画の作成など様々な職を経たのち、ある時ワイン造りの研修を受け、ワイン造りはアートに似ている、これぞ自分の求めていた仕事だと思い、2005 年にワイン学校、2008 からマルク・ペノーのところで 4年間研鑽を積んだ。
2012年にロワールのこのモントルレ村に移り住み、ワイン造りを志す。
ゼロからの出発、住む家もカーヴもトラクターもすべて探さなければならなかった。
このモントルレ村は昔はシュナンの大きな産地であったが現在は5haを残すのみ。
マチューは古い樹の畑を借りることができ、古い時代の復活に想いを馳せ、この地でワインを造り始めた。
海辺育ちの彼は水辺に大きな魅力(エネルギー)を感じ、昔はロワール川の交易で栄えていたこのモントルレ村を選んだ。
このエリアはロワ ール河の最西のシュナンとなり、満潮時には St-Florent le viel まで入り込む為、西からの海風の影響を受ける西端となる。
彼岸の最満潮時や冬の嵐の際には、風がもたらす大西洋の塩分やヨード、波しぶきがぶどうの熟成に複雑さをもたらしてくれる。
蔵名の由来は、彼の借りた古いシュナンの畑名がレ・シャン・ジュモー(Les Champs Jumeaux)で、それを彼の好きな音楽Chantに変えてゆくという想いを込めて。
オーガニックを目指したのは、オリビエ・クザンのところで飲んだワインが酔いが穏やかで、心地よかったので、それに惹かれたところから。
それとスタート時点でお金がなく、コストもかけずにできたから。
2018年から認証がおりる。
伝統的な銅、硫黄に加えて、ドメーヌの周りで取れるイラクサ、ヒレハリソウ、ヒレハリソウ、トクサ、シダ、柳の煎じ薬を使用する。
ビオデナミには縛られたくない、自分の感覚でやっている。
醸造は手摘み、基本天然酵母、補糖なし、無濾過、亜硫酸はどうしても必要な時使用。
プレスには時間をかけ8時間から12時間、時には36時間かける。
ワイン造りは悩んでばかりでストレスばかりだけど、好きなところはプレスの時、しずくを味わう事。
自分の求める味のワインがいつもできるとは限らないけど、ワインに寄り添う事が出来れば最高。