ラ・ヴィ・オン・ニ・エ 2021
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Viognier (ヴィオニエ) 50%
Clairette (クレレット) 50%
タイプ:White (白)
栽培:ビオロジック
度数:12.5%
インポータコメント
木樽で6ヶ月の熟成、通常はイースターの後に瓶詰め。
温暖化の影響で、ヴィオニエの味わいが重くなり、アルコール度数も上がってきているのえ、味わいのバランスをとり、フレッシュさとミネラルを与えために2015VTからクレレットを半分近く、加えている。
透明感があり、輪郭のはっきりとした味わい。
熟成させるよりも、フレッシュさを感じられるあいだに、飲み切るのがおすすめ。
■生産者
Domaine Gramenon (ドメーヌ・グラムノン)
本拠地:フランス・ローヌ
1979年以来コート・ロティのさらに北、モンブリゾン村でビオロジックを続け、畏敬を集める南仏自然派ワインの大御所の一つ。
1990年代にはビオディナミに転換しつつ畑を広げ、現在は26haを所有。
ドメーヌ創業時、最初のキュヴェとなったセップ・セントネール・ラ・メメは樹齢100年以上の古木のみ(ゆえ、収量わずか20hl/ha)。
他にも50年以上の古木のブドウのみで醸造するキュヴェを3つ生産する。
オーナーのローラン夫妻が畑を購入した際、モンブリゾン村では化学肥料興隆以前の昔ながらのビオロジック農法が続いており、現在では真摯なビオロジックと呼ばれる栽培が、周囲の農家からは当時「普通の栽培法」と呼ばれたという。
現在は多くの畑を馬で耕作。
醸造中は亜硫酸無添加で、キュヴェにより瓶詰め時も無添加。
1999年、当主のフィリップが他界したが、その後は長年栽培・醸造を助けたミッシェル夫人がドメーヌを継続・拡張。2006年には息子のマキシムがワイン造りに参画し、マイクロ・ネゴス(SARLマキシム・フランソワ・ローラン)も開始。