Everything is a gift Bianco 2022
お一人1本まででお願い致します。
国:Japan (日本)
地域:Miyagi (宮城)
品種:Seibel (セイベル) 62%
Chardonnay (シャルドネ) 38%
タイプ:Pink (ロゼ) 、Sparkling (スパークリング)
度数:9%
造り手より
すべてのものは贈り物
私たちのコンセプトでもあるこの言葉にすべてが込められています。
世界中では、私たちの知らないところで、たくさんの困った出来事が現在でも起こっています。
そのすべてを、小さな私たちがサポートできることはありません。
しかし、私たちがみえている範囲からなら、少しずつでも毎日何かをギフトできるのだ と思っています。
そしてその嬉しくなる温かい気持ちの連鎖が、いずれ全世界を変えていけることなのだと私たちは願います。
そしていつか、私たちも星になって、ずっと先の明るい未来を見てみたいです。
今回のラベルは、私たちが現在生きている地球という惑星の中で、さまざまな命の循環が行われており、その循環の真ん中には、愛しかないんだよ!!というメッセージです。
今までは、ロゼのみでしたが、今年は初めての白泡を仕立てました。
これも必然で、昨年よりお付き合いのある吉田篤史さんのシャルドネが、過去に例を見ない低温と長雨の影響を受けて、少し味わいの淡いシャルドネになってしまいました。
そのまま白に仕立てると、大分薄く感じてしまうため、同じく吉田さんの栽培している セイベルと合わせて、スパークリングワインに仕込みました。
いつの年も、同じ年は一度もない状況の中で、自然からの恩恵は全てギフトですね。
故に、毎年同じワインができないのも、全て自然なのです。
それらをすべて受け入れて、 この子なりの表現を模索してあげるのが、醸造家の役割だとも思います。
他の 2022 年のワインは、これから向こう数年かけてのリリースになりますが、その前 に、今年を象徴するこのワインをいち早く味わって頂ければ幸いです。
■生産者
Fattoria AL FIORE (ファットリア アルフィオーレ)
本拠地:日本・宮城
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるようにという願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。