ゲヴュルツトラミネール・マセラシオン 2020
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Gewurztraminer (ゲヴルツトラミネール)
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ
度数:13.5%
インポータコメント
アンバーというほどではないものの、淡いピンクが混じる色調。
典型的なライチ香、剥きたての白い果肉が弾けるイメージ。
粒子の細やかなジュース、甘やかなエキス、舌に絡む粘性を思わせるアタック。
カルダモンシード、フェンネルがゆるやかに絡み味わいは想像以上にドライ。
果皮によるタンニンの出涸らし感は皆無、余韻まで真っ直ぐに伸びる酒駆。
甘いエキスに寄ったスタイルが多いですが、上澄みのような高い純度の果実とスパイスが何層にも重なるような果皮浸漬のバランスの良さは希少なバランスです。
■生産者
Mure (ミューレ)
本拠地:フランス・アルザス
粘土石灰質土壌の南向き急斜面という特異な区画、クロ・サン・ランドランを看板とするアルザス屈指の名門です。
ヘクタールあたり10,000本の高密植。
12代目トーマ・ミューレに代替りし、力強さにエレガンスが加わりました。
ドメーヌの他にミューレはローファ地区のワインメーカーとの提携を確立し、ネゴシアンとしてのワインもリリースしています。
自社畑はビオディナミ栽培、ネゴシアンとしてのワインもスティルワインはいずれもビオロジック栽培から成ります。