ムタビリス 2021
国:Italy (イタリア)
地域:Piemonte (ピエモンテ)
品種:Freisa (フレイザ)
タイプ:Pink (ロゼ)
栽培:ビオロジック
SO2:瓶詰め前に限り必要最小限
度数:12%
インポータコメント
キュヴェ名のムタビリスとは、Rosa Mutabilis Chinensis と呼ばれる中国起源のバラに由来。
シンプルな花弁を持つ古いバラで、 花びらの色は濃い赤ですが、開花して熟成するにしたがって花の色がオレンジからピンク、緋色、黄色へと変わっていく。
エチケットデザインは、植物イラストレーターのローズマリー・ルッカの手による水彩画。
濃いサーモンピンクの色合い。
ピンク・グレープフルーツ、赤スグリ、夏ミカンなどの果物の香り。
非常に柔らかい口当たりで、スッと染み込む心地良くまろやかでややとろみのある 口中。
杏子やイチジクのノートが感じられる。
フィニッシュには旨味が広がり、微かに白胡椒のニュアンスが余韻に残る。
■生産者
Matunei (マトゥネイ)
本拠地:イタリア・ピエモンテ
マトゥネイは2015年に誕生した小さなファームです。
ブドウの他に、オリーヴオイルや古代小麦やライ麦などを栽培しています。
アルベルト・ブリニョーロと妻のカルラは、四季の移ろいの中で仕事と人間が密接に絡み合っていた古来の仕事を通して、現代人が忘れてしまった人生の瞬間を取り戻しながら、持続可能な農業の新しい形態を再発見したいという想いから、それまでしていた仕事を辞めて、人口100人に満たない小さな村アルフィアーノ・ナッタに移住し、カルドナの丘の耕作放棄地と古いブドウ畑を引き継いで農業を始めました。
二人は、地場のローカル品種を栽培して、ナチュラルワインを造っています。
栽培はビオディナミの手法も取り入れたビオロジックで、醸造面でも添加物は一切使わずに、野生酵母で発酵を行っています。