[6545] Apassimento 2020 Fattoria AL FIORE / アパッシメント 2020 ファットリア アルフィオーレ

7,700円(税込8,470円)

アパッシメント 2020

  国:Japan (日本)
 地域:Miyagi (宮城)
 品種:Muscat Bailey A (マスカットベーリーA)
    Neo Muscat (ネオマスカット)
タイプ:Red (赤)
 度数:15%

造り手コメント
passimento 陰干しという意味です。
その名の通り、陰干しして凝縮させたぶどうを、醸し発酵させて仕込んだ、実験的なワインです。
そして思いました。
「美味しいワインを造るのはやめよう!」と。
私たちが目指すワインは、ぶどうをそのまま表現するワインであり続けたい。
1 年として同じ気候がない自然相手の中で、より一層の愛を込めて育ったぶどうが全てです。
表面的なインパクトの強さではなく、味わっていくたびに、決して派手さはないけれど、 その本質的な良さがピュアに伝わるワインを、無理なく目指したいと思いました。
それぞれ 9 月後半に収穫し、マスカットベーリーA は元体育館であるワイナリー2 階部分の欄干にて、ネオマスカットは角田市のお米クリエーター佐藤 裕貴さんの稲藁の上 で、全房のまま 2 ヶ月間の陰干しを行いました。
当初の予定では、バラバラに仕込むつもりでしたが、あまりにも量が少なくなったために、同じ親でもあるマスカットハンブルグ同士で、混醸しました。
陰干しの際に出てきた腐敗果をすべて選果し、タンクの中で 1 ヶ月間の醸し発酵後に、 バスケットプレスにて搾汁。
一旦荒いオリを下げてから、樽内で 1 年間の熟成をかけてボトリング。
さらに 1 年間の瓶内熟成を経てリリースとしました。
今お召し上がりいただいても、もちろん十分に深い味わいですが、正直なところ、まだまだ寝かせた方が、より味わいの深さが出てくるとは思います。
イメージだと 2027 年以降だと、かなり美味しく育っていくかとは思います。
気長に待てる方はぜひ。


■生産者
Fattoria AL FIORE (ファットリア アルフィオーレ)
本拠地:日本・宮城

私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。

「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、
みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、
いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように
という願いが込められています。

私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。

2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。

志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、
その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。

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