[2640] Tandem 2019 Les Vigneaux / タンデム 2019 レ・ヴィニョー

3,300円(税込3,630円)

タンデム 2019

  国:France (フランス)
 地域:Rhone (ローヌ)
 品種:Grenache (グルナッシュ)
    Syrah (シラー)
タイプ:Red (赤)
 栽培:ビオディナミ
 度数:13%

インポータコメント
シラーは除梗し、グルナッシュは全房でコンクリートタンクでセミ・マセラシオンカルボニック。
その後、600Lの樽で熟成。

仄かにオレンジがかったやや淡い赤色。
グレナデン、苺など赤い果実のリキュールやコンフィチュールを想わせる果実香に、土、ポプリ、クローブなどの香りが伺え明るい果実の印象に深みを感じさせます。
入荷当時は黒系果実を主体としたドライフルーツなど凝縮感のある果実味で力強く硬質な印象を抱きましたが、約1年8ヶ月寝かせたことで赤い果実の風味や繊細な飲み心地、上品な様子が引き出されており驚きすら感じるほどです。
軽やかに流れるようなタッチで、やや充実したピュアな赤い果実の風味が上品な印象で口中に留まり、アフターにかけてクローブやオールスパイスなど甘苦い風味、ビターカカオなどを想わせる風味がほどよく重なっていき深みやコク、奥行きを感じさせます。
明るい果実味やこなれ感、ほどよい複雑性が絡み合うミディアムスタイルです。


■生産者
Les Vigneaux (レ・ヴィニョー)
本拠地:フランス・ローヌ

アルデッシュの南 Valvignere ヴァルヴィニェール村で三世代続くワインの造り手。
現在は、クリストフとエレーヌの2人がワインを造っています。
2001年からビオロジック、2009年からビオディナミに移行して、土地の力を最大限に生かしています。
畑を案内してくれるときに鍬をもってきて土を掘り起こし、土の違いが葡萄の違いに、そしてワインの違いになることを熱心に教えてくれます。

ここ数年、ジェラルド・ウストリック(ル・マゼル)やジル・アゾーニなどが中心となって他の造り手を感化し、ヴァルヴィニエール周辺では沢山の若手が自然派ワインを造り始めています。
そんな激戦区でありながら、ヴィニョーはとても注目されています。
彼らを一躍有名にしたのはピノノワール。
南のピノノワールと聞くと大味を想像しがちですが、その果実味のフレッシュさ、繊細さに皆が驚きフランスで一気に評価を高めました。
その他の品種のワインもとても高いレベルで安定しています。
自然派ワインのファンはもちろん、そうでない方も誰もが安心して楽しめる貴重なワインの造り手です。

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