[1920] Dosset 2020 Principiano Ferdinando / ドゥセット 2020 プリンチピアーノ・フェルディナンド

2,400円(税込2,640円)

ドゥセット 2020

  国:Italy (イタリア)
 地域:Piemonte (ピエモンテ)
 品種:Dolcetto (ドルチェット)
タイプ:Red (赤)
 栽培:ビオロジック
 SO2:瓶詰め前に限り必要最小限
 度数:11%

インポータコメント
ドゥセットとはピエモンテ方言でドルチェットを意味する。
ランゲではドルチェットは毎日飲む用のワインとして軽めに作られてきたという歴史もある。
通常より、収穫を1〜2週間早め、抽出も薄い。
そして収穫年の12月にはビン詰めをしてしまう。
”ランガという土地はネッビオーロのためだけではなくて、日常ワインの生産地でもあるから”と、フェルディナンドは話す。


■生産者
Principiano Ferdinando (プリンチピアーノ・フェルディナンド)
本拠地:イタリア・ピエモンテ

プリンチピアーノ家は、長らく神格化されたバローロ・モンフォルティーノを生む畑、フランチャに接した南西向き、標高350mの偉大なクリュ、ボスカレートを所有する。
ランゲでの栽培農家としての歴史は1900年代初頭に遡り、1980年代前後はアルタ−レやスカヴィーノにブドウを供給していた。
フェルディナンドは90年代には回転式タンクによるモダン・バローロを手がけたが、2002年以降、最長3ヶ月にも達する長期浸漬と大樽熟成を軸とする伝統的バローロ造りに回帰。
同時にビオロジック栽培を開始。
現在、主要な畑ではボルドー液や硫黄も使わない。
トップ・クリュであり平均樹齢40年を越えるバローロ・ボスカレートは、収量をDOCG法上限の約1/3に抑える。
伝統派らしく、いずれのキュヴェもやや薄めの色調ながら、深遠な陰翳と優雅で伸びやかな風味が魅力的。
特にバローロの上級キュヴェ2種は、ビロードのような舌触りと妖艶な香気、長大な余韻を持ち、かつての伝統派の巨匠が示したバローロの優品にも劣らぬ魔性に溢れる。
思慮深いフェルディナンドは長期的なマーケット醸成という視点から、ベーシックなドゥセットの導入と合理的な価格を実現・維持している。

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