[3040] Nina 2021 terracanta / ニーナ 2021 テッラカンタ

3,800円(税込4,180円)

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ニーナ 2021

  国:Italy (イタリア)
 地域:Lazio (ラツィオ)
 品種:Trebbiano (トレッビアーノ) 70%
    Malvasia (マルヴァジーア) 30%
タイプ:White (白) 、Frizzante (フリザンテ)
 栽培:ビオディナミ
 SO2:ボトリング時に必要最小限のみ
 度数:11%

造り手コメント
ニーナとは、私達の祖母の名前です。
ジューシーでとても心地よい味わいのこのペットナットは、60 年前にこの地に深い根を下ろして暮らして来た先祖へのトリ ビュート(感謝・尊敬)です。
原点と未来、そして、シンプルさと共有の理念が軽やかな泡の中に隠されています。
生き生きとした新鮮な果実味と塩味、それはまるで祖母や女性の家族に対する気遣いのように私達の心の琴線に触れます。

インポータコメント
白い花やグレープフルーツ、柚子、ミネラルなどの香り。
瑞々しいアタックに続く口中は清涼感があってエレガント。
レモン、黄リンゴ、微かにオリエンタルなハーブのニュアンスが感じられる。
フィニッシュにはジューシーなミカンのノートが余韻に広がる。


■生産者
terracanta (テッラカンタ)
本拠地:イタリア・ラツィオ

Terracantat テッラカンタは 2019 年に始まったナチュラルワインのプロジェクトです。
カンティ ーナは、ローマ近郊のカステッリ・ロマーニと呼ばれるローマの南東の丘陵地帯で、Albano Laziale アルバノ・ラツィアーレと Aardea アルデーアの間にあります。
15 ヘクタールの農園で、 ブドウの他にキウイとオリーブをビオディナミで栽培しています。
テッラカンタの母体となる農園の起源は、現在の当主カルロの祖父、ヴィンチェンツォ・チェ グリアがローマ郊外の田舎に隠居して、1959 年に Ceglia チェグリア農園を設立した時に遡 ります。
彼は妻のニーナ(カルロの祖母)とともに農園でブドウとオリーブの栽培を始めました。
しかし、彼が重い病に倒れたため、畑の仕事は娘のアンジェリーナ(カルロの母)に引き継がれます。
1982 年にアンジェリーナは作物を多様化することを決断。
7 ヘクタールはキウ イの畑、4 ヘクタールをブドウ畑として残しました。
しかし、当時は化学肥料や農薬が増え、 努力の割に出来は芳しくありませんでした。
そこで、アンジェリーナはビオディナミを熱心に実 践するアンジェロ・ベルテアという特別な人物と出会い、1986 年に畑をビオディナミに転換することを決断します。
アンジェリーナはまず生きた土壌を回復させることが不可欠であることを考え、肥料を与える代わりに、ビオディナミの調剤に使う 25 種類の薬草を撒きました。
また、畑の耕耘も始め、それまでとは全く異なるビオディナミのアプローチで作物を育て始めました。
その結果、植 物は豊かに成長し、土地に住み着く多種多様な生物が増え、そして土壌も大きく変化しました。
地質分析をしたところ、腐葉土や有機物、土地に有用な無数の微生物やミミズが絶え間なく繁殖し、肥沃になっていることが分かったのです。
しかし、農園には醸造設備は なく、栽培したブドウはずっと他のワインの造り手に全て売却していました。
その後、2019 年にアンジェリーナの息子の Carlo カルロと妻の Lucia ルチアが農園に参画しました。
二人はナチュラルワインに対して結晶のような強い情熱を持っていました。
二人は ナチュラルワイン造るためのカンティーナ、“テッラカンタ”を設立。
醸造所も新設し 2020 ヴィンテージからナチュラルワイン造りを始めたのです。まだ新興のカンティーナですが、すでにローマ とローマ近郊のレストランやワインバー、ワインショップで大人気を博しています。

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