[3360] Originel 2019 Simon Busser / オリジネル 2019 シモン・ビュッセー

4,200円(税込4,620円)

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オリジネル 2019

  国:France (フランス)
 地域:Cahors (カオール)
 品種:Malbec (マルベック) 80%
    Merlot (メルロー) 20%
タイプ:Red (赤)
 栽培:ビオロジック、ビオディナミ
 度数:13.5%

インポータコメント
やや粘土の多い粘土石灰質土壌の樹齢約30から35年、メルロー、コーの混植の畑。
除梗した葡萄を開放タンクでピジャージュやルモンタージュを行いながら1ヶ月間のマセラシオン。
その後18ヶ月フードルで熟成。

深い赤紫色。
ブラックベリーやカシスのリキュールを想わせる香り高くエキス感のしっかりとした黒系果実の香りに、フランボワーズソースのような酸の効いた赤い果実や紅茶などの華やかな香り、インクやドライフラワーなどの深みを感じさせる印象が加わります。
口に含むと凛とした張りのある酸が感じられ、香りの凝縮感のある印象とは裏腹に瑞々しささえ感じさせる軽やかなタッチで驚かされます。
雑味のない伸びやかな飲み心地で馴染むように広がり、黒系果実の緻密な風味が口中を覆うように膨らみます。
徐々に充実した果実味に紅茶のようにかぐわしい高貴な風味が重なり、上品な印象に拍車がかかり、奥深い果実の様子と気品に満ちたミディアムスタイルの仕上がりです。
この先の熟成で繊細な質感や飲み心地が引き出され、更にエレガントな印象が増していくことでしょう。


■生産者
Simon Busser (シモン・ビュッセー)
本拠地:フランス・カオール

そんな彼ゆえ、父から譲り受けたぶどう畑は当然ビオロジック栽培。
現在では5haに拡大し、一部でビオディナミも実践している。
2007年に「エコセール」の認証を取得しました。
「産地らしさ」その典型性をワインに表現するには、毎年異なる気候の違いに応じて最高のぶどうを育てること。
ぶどうが最後まで熟成する力があるかどうか。
そういう点も含めて収穫のタイミングがワイン作りにおいて一番重要だと考えています。
「ぶどうがワインになる秘密の通り道がある」のだそう。
収穫の際には、喜び、または歓喜に包まれた雰囲気でぶどうを収穫できると、そのエネルギーがワインの味に影響すると思っています。
(J.M.ブリニョも同じ事を言っています。)
これは言い換えると労を惜しまず仕事をするということであり、心をこめてぶどう作りをすることにつながります。
当然、醸造所での仕事も同じライン上にあります。
シモンの気持ちが皆に伝わるせいか、週末にあわせた3〜4日間の収穫には、家族や友人、その家族が集まって50人前後の人が手伝ってくれる。
バックラベルには、感謝を込めて収穫者の名前を入れています。
蔵の中での仕事は、できるだけ人為的な介入をしないよう、またポンプを使わないように心がけ、酵母は天然酵母を使い、SO2はできるだけ控えたワイン作りをおこなっています。

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