グロロー 2022
お一人1本まででお願い致します。
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Grolleau (グロロー)
タイプ:Red (赤)
度数:10.5%
インポータコメント
鮮やかなルビー色。
熟した赤いプラムやさくらんぼ、すもも、苺など赤い果皮をもつ果実の甘やかな香りに、赤い野バラなど華やかなフローラルのニュアンス、フレッシュハーブ、カルダモンなどのスパイスの香りが爽やかさを感じさせ、果実味豊かで可憐な印象が伺えます。
透明感を感じさせるライトタッチの清らかな飲み心地で、赤い果皮の果実から溢れる果汁のようにジューシーな果実味が広がり、溌剌とした酸が甘やかな果実の風味を引き立てつつ軽快に先へと誘います。
ピュアで瑞々しい果汁感を感じさせながら、口中へ膨らむ果実味は緻密で華やかな花々、爽快なスパイスの風味が抑揚を与えます。
明るく甘酸っぱい可憐な果実味をたっぷりと感じられる味わいです。
■生産者
Jean-Christophe Garnier (ジャン・クリストフ・ガルニエ)
本拠地:フランス・ロワール
グランメゾンに10年以上ソムリエとして務めたジャンクリストフ ガルニエは、農業学校で学んだ後、マークアンジェリのもとで働きながら多くのことを学び2002年にドメーヌを立ち上げました。
辛口〜甘口 酸化熟成型白〜ミネラル豊かな白 赤の微発泡など実に個性豊かなワインを造っています。
現在、サンベール ドゥ ラティー(村の名前)などに10haの畑を所有するに至ったのですが、年数が経つにつれ区画ごとの特徴も把握でき、それに合わせた仕事ができるようになったそうで、醸造も自然に行うことが土地の味わいの表現につながると信じて頑張っています。
彼のワインは自然な造りでありながら、味わいが美しく明確な主張を感じられます。
それはきっと、著名なレストランのソムリエの立場でワインを供した経験が、ワイン造りに反映されているのだと思うのです。
メインラベルには、自らの尾を呑み込む蛇「ウロボロス」が描かれております。
最も古い文明のシンボルのひとつとされ、世界各地の文明に派生し多くの神話に登場する蛇ないし竜で、創造、輪廻転生や無限などの象徴とされております。
ジャンクリストフは、ウロボロスを陰と陽、宇宙と地球の意味合いを込めて採用しました。