セレーヌ・ブランシュ 2020
国:France (フランス)
地域:Savoie (サヴォア)
品種:Altesse (アルテス)
タイプ:White (白)
度数:12%
インポータコメント
除梗しないでプレス。
ファイバータンクで18ヵ月間熟成。
フランソワ・グリナンのワインの中でも、極端に少量生産のワイン。
ルーセットは他のサヴォワの白品種と比べ、果実味が豊かでしばしば濃厚な、花梨や杏子の香りがする。
ゆっくりと時間をかけてつくるフランソワ。
ボトル詰後もじっくりと落ち着かせてみると、様々な表情を見せる。
■生産者
La Vigne du Perron (ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン)
本拠地:フランス・サヴォア
パリでピアニストとして活躍しながら、1990年代からヴァン・ナチュールにとりつかれていたフランソワ・グリナンが、故郷の父の畑を受け継ぎ1998年にスタートしたドメーヌ。
アルプスの山麓、ヴィルボワ村の石灰質の急斜面にある2.5haの畑は耕作に大変な労力がかかるが長年、農薬、除草剤、化学肥料とは無縁。
ガメイは1934年、および1977年に植樹した古木の区画も所有。
2010年には、村内に築300年を越える石造りの小屋にセラーを移転。
その場所で、フィリップ・ジャンボンから譲り受けた大きなフードルの発酵槽を用いて醸造するワインは、以前のセラーのものよりさらに純度と奥深さを感じさせ、古い造石建築による“セラーが呼吸することの重要性”さえ感じさせる。
卓越した透明感ある果実味が圧巻のピノ・ノワールのほか、スパイシーなモンドゥーズ、アルテス(=ルーセット・ド・サヴォワ)、ジャケールなど、サヴォワ地方の固有品種100%のワインも生産。
その個性を見事に映し出す。