プレジール・シャンプノワ 2020
2024/10入荷
国:France (フランス)
地域:Champagne (シャンパーニュ)
品種:Chardonnay (シャルドネ) 40%
Pinot Blanc (ピノ・ブラン) 40%
Pinot noir (ピノ・ノワール) 20%
タイプ:Sparkling (スパークリング)(EX Brut)
度数:12%
インポータコメント
Vallees de l'Arce のキンメリジャン上に広がる粘土質石灰土壌の複数区画より2020年というヴィンテージで最高のものを表現する目的で特別なブレンドで造られたキュヴェ。
アルコール発酵とマロラクティック発酵は木製タンクで行い2021年6月まで澱とともに熟成。
僅かな酸化が継続できるようコルク栓を使って瓶詰めし、二次発酵と熟成。
2023年1月にデゴルジュマン。
香りは洋ナシ、黄桃、オレンジ、野生のラズベリー、が特徴的で、水仙、さんざしの甘いスパイスのニュアンスが複雑さをもたらします。
■生産者
Laculle Freres (ラキュル・フレール)
本拠地:フランス・シャンパーニュ
シャンパーニュ地方のコート・デ・バールにあるBuxeuilに本拠を置く、Champagne Laculle Freresは、3世紀にわたるワイン造りの伝統を持つドメーヌです。
現在は、Edouard LaculleとVictor Laculleの兄弟が当主を務めています。
Laculle家は16世紀から農業に携わり、1789年以降からブドウ栽培へと転換しました。
2018年から兄弟の時代となり、テロワールの個性を余すところなく表現することを目指す、新たなビジョンのもとでワイン造りを行っています。
Laculle Freresのアプローチは以下の特徴を持っています:
1. ビオロジック農法を採用し、持続可能なブドウ栽培を実践しています。
2. アルコール発酵は全て樽発酵で行い、自然酵母のみを使用します。
3. 1次発酵後、約11ヶ月の熟成期間を設けることで、テロワールの個性をより引き出すよう努めています。
4. 2次発酵(ティラージュ)では、一般的なビール栓ではなく、ナチュラルコルクを使用。これにより、1次発酵時と同様の微量な酸素がある環境を作り出し、一貫性のある味わいを追求しています。
5. 最低24ヶ月の熟成期間を経た後、デゴルジュマンを行います。
6. ブドウ本来の風味を最大限に引き出すため、基本的にブリュット・ナチュールで仕上げています。
Edouard氏はボーヌのブドウ栽培学校を卒業し、持続可能性を重視したアプローチでブドウ畑を管理しています。
一方、Victor氏はセラーを担当し、世界各地での経験を活かして伝統と国際的な知識をシャンパーニュ造りに融合させています。
現在、約14ヘクタールの畑でピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ブランを栽培しておりますが、その中でも優れた区画のみを用い、先代まで造り続けてきたクラッシックレンジ「Vignobles Laculle」とは別の独立したレンジとして「Laculle Freres」の名で少量生産しています。
そのシャンパーニュは、テロワールの魅力を余すところなく引き出し、ブドウ畑からセラーまでの全工程で丁寧に造られた、個性豊かな逸品です。