シャブリ プルミエ・クリュ“ヴァイヨン” 2022
国:France(フランス)
地域:Bourgogne(ブルゴーニュ)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
タイプ:White (白)
栽培:有機栽培
土壌:石の多い粘土石灰質
度数:13.5%
インポータコメント
プルミエ・クリュらしい凝縮感と複雑さがあり、実に完璧な素晴らしいヴァイヨン。
フローラルでエキゾチック、柑橘果実やネクタリン、桃のタッチに乾燥した石やミネラルの印象も有する。
バターのような質感の果実がジューシーな柑橘果実の酸に囲まれた印象。
快活で、果実が密に詰まり、果実の花や摘みたての花の独特な香りも現れる。
香り高く、華麗だが、とても独特。
余韻を残す香り、複雑味、成熟度、フィネスとともにシャブリの偉大なテロワールの一つを発見できる全てを兼ね備えたワイン。
5~8 年以内に味わうのがお勧めです。
どんな魚料理にも合わせることができますが、特にオマール海老のビスクと相性が良いでしょう。
サ ービス温度は 10~12 度で。
■生産者
Domaine Moreau Naudet (ドメーヌ・モロー・ノーデ)
本拠地:フランス・ブルゴーニュ
モロー・ノーデは 17 世紀から続く家族経営のドメーヌです。
1929 年、当時のドメーヌの当主アルフレッド・ノーデは、INAO のメンバーで、彼が中心となってシャブリのアペラシオンの境界の策定を行いました。
その後、アルフレッドはシャブリの INAO 委員会の名誉会員に。
1950 年には Marie NAUDET マリー・ノーデが René MOREAU ルネ・モローと結婚。
ブドウ栽培に携わってきた 2 つの家系の名前を絶やさないために、ドメーヌ名を MOREAU NAUDET モロー・ノーデとしました。
1968 年に Roger MOREAU ロジェ・モローがドメーヌに参画して 1972 年にドメーヌを継承。
1991 年には Stephane Moreau ステファン・モロー(写真 上の左)がドメーヌに参画。
2004 年のロジェの引退に伴い、ステファンが当主となり、その後の名声を築き上げました。
しかし、2016 年夏にステファンが心臓発作で急逝。
妻のヴィル ジニがドメーヌを引き継ぎました。
その直後にはドメーヌの今後を危ぶむ声もありましたが、欧米での評価は揺るぎませんでした。
ドメーヌを率いるヴィルジニは
「ステファンが築き上げてきたこれまでのドメーヌのスタイルを継承します。長年ドメーヌで仕事をしてきた栽培・醸造チームが一緒にいるので全く心配していません。スターは一人の個人ではなくドメーヌなのです。」
と、ドメーヌとしての継続性を強調し、さらなる進化を誓っています。