ドンドグラビ 2022
国:Georgia (ジョージア)
地域:Imereti (イメレティ)
品種:Dondghlabi (ドンドグラビ)
タイプ:White (白)
土壌:水晶を含む石灰質および粘土質
度数:12.5%
インポータコメント
ドンドグラビはイメレティ全域で栽培される地場品種で、DNA型鑑定ではジョージア最古の品種の一つとされるカピストニ・テトリKapistoni Tetriと同一とされている。
ワイナリーの他のワインと比較して酸が高く、ライトボディ。
■生産者
Gogita Makaridze (ゴギタ・マカリゼ)
本拠地:ジョージア・イメレティ
イメレティ地方のテルジョラ村の若手醸造家で、1984年生まれ。
醸造家としては5代目にあたるが、大学で経済学を学んだ後、市役所と建築会社で経理の仕事をしながら実家を手伝っていた。
しかし父が病に倒れて2012年に醸造所を継いだ。
テルジョラのテロワールを地場品種と伝統的醸造で表現し、ヨーロッパに輸出することを目指してENPARD(欧州周辺国農業地域開発支援機構)の支援プロジェクトに応募。
2014年に採用されて醸造協同組合「テルジョラワイン」を設立した。
自家所有する1.5haの他に4.5haを仲間達とともに栽培している。
栽培品種は白のツォリコウリ、ツィツカ、赤のオツハヌリ・サペレ、アラダストゥリなど。
2013年にセラーを改築、醸造時の温度環境を考えて地面を約1m掘り下げ、2基(500ℓと1000ℓ)しかなかったクヴェヴリを2015年には14基に増やした。
濃厚な赤だったオツハヌリ・サペレに白のツィツカをブレンドして口当たりを良くするなど、新しい試みにも積極的に取り組んでいる。