ザ・マッド・ドッグ・ロウ・エディション 2021
国:Germany (ドイツ)
地域:Mosel (モーゼル)
品種:Riesling (リースリング)
タイプ:Orange (オレンジ)
SO2:無添加
度数:11%
インポータコメント
デレックとロバートが何年も前から造りたいと思っていたワインがようやく形になり実現!
ヴィニンゲン(ドムガルテンとハイデルベルク)、レームナー・アウソニウスシュタイン、コーバーナー・ヴァイセンベルクの樹齢30〜70年のリースリングを使用。
手摘みで収穫、選果後、破砕し、全房で24〜72時間スキンコンタクト。
バスケットプレスでゆっくりと丁寧にプレスし、フレンチ古樽でシュールリーにて12ヶ月間熟成させた後、さらにステンレスタンクに移し、6ヶ月間熟成。
マロラクティック発酵を終えた後、ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。
ラベルに記載されているマッド・ドッグ・ワーウィックは、バロッサ・ヴァレー
の葡萄栽培者であり、このプロジェクトにインスピレーションを与えてくれた恩師、ワーウィック・ブルース・マーレイにちなんで命名。
この干し草のような黄色をしたワインは、まだかなり奥行きがあり、ミントスパイス、甘草、会議梨、黄色い花、菩提樹、プルーンの驚くほどピュアでスモーキーなノーズが、ジンジャーとシナモン、そして美しくスモーキーな要素に包まれている。
口に含むと驚くほどバランスが取れており、熟した酸味と柑橘系の果実、ほのかなファンク、チョーク、上質なスパイスの華やかな風味の中に、クリーミーさが見事に包まれている。
フィニッシュは実に見事で、力強く、正確で、そして何よりも素晴らしくバランスが取れている。
この見事な出来栄えは、熟成によってその切れ味が増すにつれて、昨年リリースされたボトリング(タンク熟成なし)の素晴らしい品質を凌ぐことになるかもしれない。
■生産者
Madame Flock Wines (マダム・フロック・ワインズ)
本拠地:ドイツ・モーゼル
カナダで消防士をしていたデレック、ニューヨークの有名なJack's Oyster Houseで働いていたロバートがオーストラリアのワイナリーで2017年に出会う。
代々家族がワイン造りをしてい る訳ではなく、醸造学を学んだ経験もない2人がオーストラリアとフランスのワイナリーで醸造を経験。
ドイツのモーゼルにあるフロックさんの放置された古いぶどう畑に魅せられ、無一文ながら移住し、この放置されたぶどう畑を復活させ、世界で最高のナチュラルワインを誕生させることを目標に彼女に敬意を表して、マダム・フロックという名前で、2018年よりモーゼルでワイン造りを始める。
ナチュラルワインとクラシカルワインの良いところを理解しており、両方の市場のギャップを埋め、境界線を曖昧にしたいという思いが強い造り手。