Jardin d'Orfeuil 2020 L‘ANGLORE / ジャルダン・ドルフォイユ 2020 ラングロール

8,800円(税込9,680円)

ジャルダン・ドルフォイユ 2020

2023/11 入荷

  国:France (フランス)
 地域:Rhone (ローヌ)
 品種:Grenache Noir (グルナッシュ・ノワール)
タイプ:Pink (ロゼ)
 度数:14.5%

インポータコメント
タヴェル区画のぶどうを使用。
2020年で最も熟度の高かった樹齢70年のグルナッシュ。
エチケットのデザインはタヴェル出身のアーティスト、フォルコとピエール・カヨル作。
2020年は、4月末に一部の区画で霜が降り、やや収穫量減。
霜の被害を免れた区画のぶどうは収穫量も問題なかった。
その後8月の雨によって、フレッシュさをキープしバランスのとれたヴィンテージになった。


■生産者
L‘ANGLORE (ラングロール)
本拠地:フランス・ローヌ
造り手:エリック・ピュフェリン

父の仕事である養蜂を手伝っていたエリック氏。
1988年の祖父の引退と同時にぶどう栽培を引き継ぎ、2000年までは農協にワイン販売を行っていた。
同時に土壌の研究をしていた彼は「痩せすぎるほど痩せた土地でのワイン栽培は、味わい深く繊細な赤ワインができるはず」と、赤ワインを突き詰めていき、2001年、彼独自のワインが誕生した。
あくまでも自分の目に届く範囲で確実な仕事がしたい、果実のみずみずしさを残すために、クリーンな醸造設備を心がけ、発酵時期には大型の冷凍トラックを玄関前に1か月横付けするという徹底ぶり。
太陽がないと生きていけない“トカゲ”をモチーフにしたラベルが印象的。
冬の辛い畑仕事も、飲んで喜ぶお客さんの顔を思いながら取り組んでいる。

●自然派ワインを造ることは、洋上で帆船で進むがごとし
自然は人間より強い。
自然な栽培や醸造をすることによって、いろいろな苦難もある。
しかし、海の上を進む帆船のように、風に身を任せ、自然を受け入れながら、目的地に向かっていくことが大切なのだとエリックは言う。
ぶどうは年に1回しか収穫できず、もちろんワイン造りも年に1回しかできない。
そこで、人間のエゴや思い込みが入ると、良いワインができない。
逆にいいワインを造らなくてはいけないという思い込みから、自分を解き放ち、無の状態からその年のぶどうを受け入れ、そこに最善の努力をしなくてはいけない。

また、自然酵母を活かすため、もちろんSO2は収穫・醸造段階では一切使用しない。
赤いぶどうのプレスも、白ぶどうのプレスに圧力でゆっくりとやさしく行う。
そして、ワインの液体の移動は全て重力で行い、決してポンプは使用しない。
ぶどうのポテンシャルを最大限に活かしたワイン造りといえる。

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