[6560] Brutal white 2022 Christian Tschida / ブリュタル・ホワイト 2022 クリスティアン・チダ

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ブリュタル・ホワイト 2022

  国:Austria (オーストリア)
 地域:Neusiedlersee (ノイジードラーゼー)
 品種:Chenin Blanc (シュナン・ブラン) 50%
    白品種の混植 50%
タイプ:White (白)
 栽培:ビオロジック
 SO2:無添加
 度数:12.5%

インポータコメント
植樹:1980年代  
位置:標高200m
土壌:シスト、クォーツ
マセレーションなし  
4年弱樽熟成

ブリュタル・ホワイト2022は、以下の大きな問いに対する意味のある答えを探るための、開かれたフィールドである。
その問いとは
「テロワールを最もよく、そして直接的に表現するものは何か。
単一品種か複数の品種か」
というものだ。
ワインには無数の物語がありこのワインもまた、そのうちのひとつだ。
鉄分を豊富に含むシスト土壌で育つ古木のブドウから収穫された複数の白品種をブレンドし、さらにダブルに植樹された区画のシュナン・ブランを少量加えたフィールドブレンド。
このような畑から生まれるミネラルの表現力とアロマの凝縮感は驚くべきもので、長い発酵と大樽での長期熟成を経ることで、ミネラルがもたらすテクスチャーとその香りの発展はより深く立ち現れ、ワインの中に宿る土地の個性を多層的に感じさせる。


■生産者
Christian Tschida (ククリスティアン・チダ)f
本拠地:オーストリア・ノイジードラーゼー

オーナー醸造家のクリスチャン・チダは、実験的な醸造に積極的なオーストリアの醸造界の中でも異端児と呼びたくなる存在。
醸造学校へ通ったこともなく、グラフィック・デザイナーだったが2007年に父親から醸造所を継ぐと、一年で全く新しい独自のスタイルに切り替えてしまった。
ワイン造りは祖父と父、そしてロワールとブルゴーニュの生産者達から見よう見まねで学んだというが、様々な大きさの木樽(225〜2000ℓ)を自在に使いこなしている。
醸し発酵を含めた醸造方法を直感的に決めて、一度決めたらあとは極力手出しせずに樽の中のブドウがワインになるのをただ見守る。
モットーは「レッセ・フェール」。
放置して、自ずから調和に至らせる自由放任主義だ。
亜硫酸は添加しないか、してもごく微量。
そしてノンフィルターで瓶詰めする。
イルミッツのごくなだらかな土地に約8haのブドウ畑と、それ以外の農地を約14ha所有していて、羊やアヒル、ガチョウなどを飼っている。
栽培はビオロジックで堆肥には近郊の国立公園に住む牛糞を使う。
25に分かれた区画で栽培しているのは白はショイレーベ、ヴァイスブルグンダー、グリューナー・ヴェルトリーナー、ムスカート、赤はツヴァイゲルト、ブラウフレンキッシュ、カベルネ・フラン、シラー。
ウィーンに住んでいた頃親交のあった画家アルフレート・フリドリチカ(2009年に他界)のエッチング作品『地上の楽園』Himmel auf Erdenをエティケットにした同名のワインの自由奔放さ、グリューナー・ヴェルトリーナーを醸し発酵した「ノン・トラディション」の底知れないスケールの大きさ、「ドームカピテル」のカベルネフランの端正で繊細な深み。
彼の造るワインは、いずれもが独自の世界を構築している。

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