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ギャムザ 2015

  国:Bulgaria (ブルガリア)
 地域:Borovitza (ボロヴィッツァ)
 品種:Gamza (ギャムザ)
タイプ:Red (赤)
 土壌:砂質土壌
 栽培:ビオロジック
 醸造:木木樽で7 〜 10日間発酵(マロラクティック発酵5〜7日間)
 SO2:瓶詰め時:20mg/L トータル:32mg/L
 度数:12.5%

インポータコメント
標高250mの砂質土壌で育つ地ブドウのギャムザを木樽で発酵・熟成しました。透明感のあるガーネットの
外観からプルーンやドライフルーツのアロマが拡がります。軽やかなアタック、ピュアなエキスにほんのりとした酸はジュラやロワールに繋がる透明感で、アフターに少々甘やかな印象が残ります。

■生産者
Borovitza (ボロヴィッツァ)
本拠地:ブルガリア・ボロヴィッツァ

ブルガリア北西部、バルカン山脈の麓にあるセルビアとの国境近くに位置するボロヴィッツァ村にこじんまりとしたワイナリーがあります。
オーナーのOgnyan Tzetanov(2016年に逝去)は共産主義時代以降、ブルガリアのワイン界の浮き沈みを経験してきました。昔、微生物学者として働いていたOgnyanオグニャンですが、ゴルバチョフ書記長による改革「アルコール禁止令」でブドウ樹の伐採やワインの廃棄が行われてきたのを目の当たりにしました。
そこでOgnyanは生き残った古いブドウ樹を見つけクオリティーの高いワインを造ることを使命に1960年代に設立されたボロヴィッツァ村の小さなワイナリーを2004年に購入し復活させたのでした。
現在はパートナーのAdrianaアドリアナが彼の意思を受け継ぎワイン造りを行っています。
ルガリアの中でもこの特別なテロワールを表現するワインを造ることを目標に掲げ、オーガニック認証は取得していませんが、除草剤はもちろんのこと農薬も使用していませんし、酸化防止剤も最低限の使用に抑えています。
醸造ではブルガリア産の樫樽をサイズ違いで使用するなどこだわりを見せています。

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