サング・デ・コルブ 2015
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:Garnacha Peruda (ガルナッチャ・ぺルーダ)
Garnacha Tinta (ガルナッチャ・ティンタ)
Carinena (カリニェナ) 1/3づつ
タイプ:Red (赤)
土壌:粘土
栽培:ビオロジック
認証:CCPAE
SO2:34mg/L
度数:14%
インポータコメント
ワイナリーのある町 Corbera d'Ebre が被害を受けた1938年の内戦での空爆で苦しんだ人々へトリビュートしたワインで sang は血の意味です。
ガルナッチャ 2種とカリニェナを醸し後、ステンレスタンクで発酵・熟成しました。
黒を帯びたパープルの外観から、ブリオッシュやホワイトチョコの香り、瑞々しさの中に温存するタンニンや渋めのアフターが印象的です。
■生産者
Frisach (フリサッチ)
本拠地:スペイン・カタルーニャ
造り手:フランス・フリサッチ
スペインDO Terr Altaに新しい生産者が誕生しました。
独立問題で世界に話題を呼んでいるカタルーニャ地方は、地方のカラーが強く、独立心・民族意識も強いです。
バロセロナもありスペリオルでもあり、リオハと並んで有名なプリオーラートがありますが、このテラ・アルタというDOをご存知の人はそんなにたくさんはありません。
ですが、実は物凄い可能性のある地域です。
地中海性気候ですが、山が多い標高の高い所に畑が多いので、高山気候の一面もあります。
量400ミリメートルと無農薬にはうってつけの病気になりにくい気候です。
1987年9月5日生まれのFrancesc Frisach(フランス・フリサッチ)は10年前からワインを作り始めました。
他の家は200 〜300年前から元々は代々この地で比較的大きく農業を営んでいます。
葡萄だけで他の果物を無農薬で作り、50haという広い土地に20haの葡萄畑があり、15年前にbioの認証を受けました。
Francescがタグラゴナの農学部を卒業し、家業を手作り始めた頃、折角ならグルコースを売るそして色んなワインを飲み、美味しいワインはナチュラルワインだと感じ、独自で学びながら醸造学部にはいかずに独学で勉強しました。
面白いのは下のクラスのカテゴリワインはポンプを使用しますが、上のクラスはプレス機もポンプを使用しないで自然の重力だけで醸造します。
さらに上のクラスはSO2も追加しません。
いずれのワインを試飲しても生き生きとしており、まだこんな素敵なワインが日本に未輸入だったのは驚きです!
実は彼のワインはアメリカで大人気、ほとんどアメリカに輸出されており、ただ足りないから日本まで回ってこったのです。
しかし、今回ご縁があります、お陰様で日本への入荷が決まりました。