ペイルゼル 2018
国:France (フランス)
地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
品種: Braucol (ブローコル)
Syrah (シラー)
Duras (デュラス)
タイプ:Red (赤)
土壌:石灰土壌
栽培:ビオディナミ
認証:デメテール、エコセール
SO2:無添加
度数:14%
インポータコメント
濃い紫色。以前よりも果実感が中心。熟したプルーンやいちじく、 ちょっと野性的な果物の雰囲気です。
還元的なニュアンスはありません。
生産者もいうように、果実感いっぱいのヴィンテージで、 例年少しある青さはほとんど感じません。
柔らかく、なめらかな味わい。アルコール数値ほど重さは感じず、酸がうまくバランスをとっているようです。
例年よりやや重めなのでソースを使った赤身のお肉や鳥のもも肉の料理、焼き鳥など良いかも。
■生産者
Causse Marines (コス・マリーン)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト・ガイヤック
Patrice LESCARRET 氏が、1993年に8ヘクタールの畑から始めたこのドメーヌは、現在15ヘクタールを所有しており、伝統的な土着品種を中心に栽培しています。
AOCの規定ではもはや認められていない品種を多く使う為、このドメーヌの大方のワインは、ヴァン・ド・ターブルです。
戦前からの区画が残っているほか、新たに植え替えた場所では、クローンは全く使用せず、慎重に選別したマッサルセレクションだけを使っています。
ちなみに、Causse Marinesというドメーヌの名前は、Marinesというこのドメーヌの畑の下方を流れる小川と、 Causseというこの痩せた石灰土壌の名前を組み合わせて命名されました。
Patrice LESCARRET 氏は、とても個性的な人物です。(彼曰く、「16歳まではボルドーワインだけを飲んで 育った」とのことです。)
ボルドーの醸造学校を卒業後、サンセールやプロヴァンスなどで働き、1993年にガイヤックでこのドメーヌを起こしました。