ラ・ピコレット・セック 2017
国:France (フランス)
地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) 50%
Semillon (セミヨン) 30%
Chenin Blanc (シュナン・ブラン) 20%
タイプ:White (白)
栽培:有機栽培
認証:ユーロリーフ、AB
度数:13%
インポータコメント
黄〜黄緑色の外観。
黄色い花や熟した黄色い果実を彷彿させる芳香。
前回(2015年)よりも残糖が少ないせいもあり、ドライで思いのほか酸もあります。
パワーのある果実感も健在でレモン的な酸と黄色い果実感のバランスが良いです。
バターやオリーブオイルを使って調理した魚料理や白い肉料理と相性が良さそう。
■生産者
Mouthes Le Bihan (ムート・ル・ビアン)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト
Catherineさんと Jean-Maryさんが1990年代末に、前所有者から27ヘクタールのブドウ畑を購入して、Domaine Mouthes Le Bihanとしてブドウ栽培、ワイン生産を開始。
2000年が最初のヴィンテージです。
当初から良いワインを、 出来る限りナチュラルなブドウ栽培とワイン醸造で生産することを目的としてきて、ブドウ畑の作業に力を注いでいます。
環境や消費者、自身の健康を考え、除草剤、殺虫剤、化学肥料を使用していません。
栽培は有機栽培。
各樹の樹勢に応じて、土を耕すか、草を抜くか生やすかなどを決めるそうです。
収穫は手積み。
選別をえて野生酵母のみによる発酵。
少量のSO2以外、醸造を助ける酵素や清澄用の添加物、保存料の類は使用していません。
したがって、定期的な監視と試飲が重要ということです。
発酵は長く、場合によっては、収穫翌年まで続くこともあるそうです。
発酵が長いことによる問題は特にないため、気長に待つそうですが、これまでの結果としては、この自然な発酵スタイルに良い感触を得ているとのこと。