ランブルスカ 2020
国:Japan (日本)
地域:Miyagi (宮城)
品種:Muscat Bailey A (マスカット・ベリーA) 52%
Steuben (スチューベン) 38%
Delaware (デラウェア) 10%
タイプ:Red (赤)、Sparkling (スパークリング)
度数:11%
インポータコメント
よく熟したブラックベリーの香りや味わいに、ほんのりスパイスやハーブのニュアンスもあります。
まだわずかに甘さが残っていますが、いずれドライな味わいに変わるとともに、ガス圧も高くなるでしょう。
プロシュットやチーズに合うのはもちろんですが、苦味のあるイタリア野菜や山菜などとの相性も抜群です。
Lambrusca とは、イタリアのランブルスコをイメージして造りました。
日本でたくさ ん使われる元来生食用のぶどう vitis labrusca 種とランブルスコを掛け合わせた造語 です。
今お召しあがりいただくのであれば、10 度前後ほどで温度を下げすぎずにしていただくと、よりベリー系の香りがひろがり、残糖も残る状態ですので厚みも出てきます。
夏頃までには、気圧も上がってくるので、よりドライな味わいと変化し、4度から6 度くらいまで冷やしてお召しあがりいただけると、喉越しもよく、暑い夏をひんやりとリフレッシュしてくれるワインに変化していきます。
オープンファーメンターでそれぞれ 7 日間スキンコンタクトしたマスカットベイリー A とスチューベンをプレスし、ステンレスタンクにて 3 週間の発酵。
発酵終了後に、 1 ヶ月間のシュル・リー。
オリ引きのあと、予め搾汁・凍結保存していたジュースを足してボトリングし、瓶内 2 次発酵。
■生産者
Fattoria AL FIORE (ファットリア アルフィオーレ)
本拠地:日本・宮城
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、
みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、
いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように
という願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、
その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。