パラヘス・デル・バッレ 2019
国:Spain (スペイン)
地域:Jumilla (フミーリャ)
品種:Monastrell (モナストレル)
タイプ:Red (赤)
認証:ユーロリーフ
度数:13%
インポータコメント
フレッシュで優しい赤系の果実、ミネラル、酸、きめ細やかなタンニンがバランス良く綺麗に絡み合い、ついつい杯が進んでしまう心地良い味わい。
一般的には、パワフルな果実味、しっかりとしたタンニン、高いアルコールによって、濃く強いワインという印象を持たれがちなモナストレルのワインであるが、若き女性ワインメーカー、マリア・ホー バーの手によって、見事に革新的で魅力的なワインとなっている。
■生産者
PARAJES DEL VALLE (パラヘス・デル・バッレ)
本拠地:スペイン・フミーリャ
スペイン南東部のフミーリャに位置するパラヘス・デル・バッレ。
若干28歳の女性ワインメーカー、マリア・ ホーバーが、若い彼女ならではの考え方、物の見方によって、ワイン造りを行っている。
フミーリャでは、80- 90年の古木のモナストレルの大部分は、テラへ(地主がブドウ栽培家にブドウ畑を貸し、収穫の7%を地主に 賃料の代わりに返すというシステム)という昔からの方法で維持・管理されているが、近年は多くの地主がより生産性の高いブドウ畑へシフトしていく傾向にある中、栽培家が栽培したブドウを高く購入することにより、 栽培家の生活を助けながら、より高品質なブドウの栽培、調達を可能としている。
標高約800mの高地に位置する畑は、山々に囲まれた台地にあり、石や岩が転がっている石灰質土壌。
ブドウは有機栽培て育てられている。
年間の日照日数が300日以上、年間降水量が約300mlという環境の中、この土壌の保水性、水はけが彼らの樹齢が高いモナストレルには適度なストレスとなり、素晴らしいブドウが造られ、その結果、高
品質のワインが造られているのである。