コンボ 2020

  国:Slovenska (スロバキア)
 地域:South Slovenska (南スロバキア)
 品種:Pinot Gris (ピノグリ) 60% (2019)
     マスカット・ドロ 15% (2019)
     Pinot Noir (ピノ・ノワール) 25% (2020)
タイプ:Pink (ロゼ)、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
 栽培:オーガニック
 認証:ユーロリーフ
 SO2:無添加
 度数:11.5%

インポータコメント
2019年のピノ・グリとマスカット・ドーロを一緒に仕込み、シュールリーにてステンレスタンクで1年間熟成し、そこに瓶内2次させるために2020年のピノのジュースを加え、ノンフィルター、添加なしで瓶詰め。
デゴルジュマンもなし。

淡いピンクゴールドの色合いや瓶底に近づくにつれ白濁したサーモンピンクのナチュラルワイン好きにはたまらない色合い。
泡はきめ細かく、クリーミーで、やや強めの印象ですが、時間が経つにつれて微発泡になっていきます。(意外にぬけるのが早いのですが、抜けた後もワインとして楽しめます。)

グレープフルーツ、シトラス、レモングラスといった柑橘系やザクロ、ドライトマト、時間と共にフレッシュな白桃などの甘い果実のニュアンスも。
心地よい泡立ちとフレッシュな酸味やミネラル、フェンネルのようなフレッシュグリーンハーブ、コリアンダーといったスパイス感、余韻の蜜りんごや乳酸感、ほんのりとした苦みがアクセントになって、バランスを整えてます。
スパイス料理が食べたくなる味わい。


■生産者
Luna Park (ルナ・パーク)
本拠地:スロバキア・南スロバキア

1998年に祖父と父がワイナリーを設立。
生産者は3代目で現在生産者は25歳。
幼少期から妹と一緒に畑やセラーに行き両親や祖父を手伝っていた。
その後、チェコのブルノにある、メンデル大学ぶどう栽培とワイン醸造学部を卒業し、自分たちと同じ哲学を持っているオーストラリアのアデレード・ヒルズにあるコミューン・オブ・ボタンで1年間働く。
ワイナリーでは全家族が働いており、生産者の祖父はスロバキアでの有機農業とワイン生産の先駆者で1980年代にエコロジーとビオデナミの記事を書き1998年に彼らはスロバキア共和国で最初のワイン生産者として認定された。
40haのぶどう園と10haのクルミ園と3haの栗園をすべてオーガニックで管理。
祖父と父が始めた造り方で今もワインを造っているが、自分の「ライン」を造りたいと考え、太陰暦に従ってワインを造っていることを表現するルナパークと名付ける。
世界各地にある遊園地の名前でもある。
よい土壌造りのためぶどう園のには緑の植物がたくさんあり、植物からの抽出したオーガニックスプレーを使用し、高品質のぶどうのみを使用。
ワインは無添加。
ステンレスタンクか、コンクリートエッグで熟成。
王道のワインではなく、気軽で飲みやすく、酸が高くフレッシュで、火山性土壌のぶどう園からのエネルギーに満ちているワインを造るように心掛けている。
ワインバーの元同僚でもある友人のダンテがラベルをデザイン。
ダンテはフリーで活動している創造的なアーティストで、グラフィックデ ザイナーや画家であり、ワイン好き。

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