エガン エギン 2019
国:France (フランス)
地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
品種:Petit Courbu (プティ・クルビュ) 50%
Petit Manseng (プティ・マンサン) 50%
タイプ:White (白)
認証:ユーロリーフ
SO2:無添加
度数:13.5%
インポータコメント
傾斜率35%の森に囲まれた南向き畑から生まれたワイン。
病気の圧力のないバランスの取れた年。
ブドウの木にストレスはありませんでした。
程よい酸味があります
■生産者
Imanol GARAY (イマノル・ギャライ)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト
醸造所 : オルテス
畑 : (仏) オルテス、イルレギー、マディラン (西) チャコリ
サンセバスチャン出身のイマノル。
彼のワインが生まれる畑は、フランスとスペインのバスク地方に点在しますが、彼自身も仏西のミックスです。
バスクは、実は降雨量が多く、大地と山々は美しい緑で覆われ、その草花を食べる羊が素晴らしいチーズを生み出す場所としても知られています。
イマノルはその気候とテロワールを最大限に表現した、南の暑さはあるものの、複雑で、侘び寂び、液体の細部にまでエネルギーを感じることができる、まるで“ 南のヴェルリッチ” のようなガストロノミックでエモーションが詰まったワインを造っています。
イマノルはエコールドエンジニアを卒業後、醸造製品の会社を経て、樽会社 ADOURで販売責任者として2006-2016まで働いていました。
その間、ロワールの巨匠リシャール・ルロワなどにも樽を販売していたので、リシャールを始め、多くのワインメーカーと親交を深め、そこでワインの試飲や、造り方を聞いたり見たりして学んでるうちに、自分でもワインを造りたいと思い、2012年買い葡萄と自宅の庭の葡萄を使ってファーストヴィンテージを造りました。
2016年に樽会社を完全に辞め、フルタイムのヴィニュロンとなります。
ワインを造り始めたとき、修行などなく始めたのですが、もともと理系のエンジニアらしい冷静でロジカルな頭脳と、巨匠たちから得た知識を元に、昔サラリーマンだったとは思えないポエティックでアーティスティックな感覚を織り込みながらワインを造っています。
醸造は、小さなケースで手で収穫、空気式プレスで搾汁。
その後、白いポリエチレンキューヴで1.2時間入れてデブルバージュし、そのまま樽に移します。
温度コントロールなし。
ドライアイスなし。
バトナージュなし。
ほとんどが樽発酵で、熟成は完全シュール・リーで行い、ウイヤージュはほとんどしません。
瓶詰めはグラヴィティ方式ですが、むずかしいときはポンプも使用します。
最近はアンフォラ(60L位)でも熟成しており、先日取得したルシオン産のアンフォラの状態がとてもよいとのことです。