ヴァン・ド・フランツ・ロゼ 2021
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Tannat (タナ)
タイプ:Pink (ロゼ)
土壌:粘土、シリス
栽培:ビオロジック
SO2:48mg/L
度数:12.5%
インポータコメント
8月まで雨の多かった21年、Le Gersで育ったタナを友人より購入しました。
9月に収穫後プレスし数種類のセメントタンクで7 ヶ月発酵・熟成し瓶詰めしました。
綺麗なルビーピンク、佐藤錦やプラム、ストロベリーの香り、甘いベリーやフローラルなアロマ、バランスの良い味わいに果実味の甘さが拡がっていき、アフターにもそのまま豊かな果実感が続きます。
■生産者
Frantz Saumon (フランツ・ソーモン)
本拠地:フランス・ロワール
作り手:フランツ・ソーモン
ロワール地方トゥールから東側にロワール河とシェール河の間に広がる‘モンルイ’というアぺラシオンは1938年に認定され、シュナンブランで辛口から甘口までの白ワインを生産しております。
日本ではあまり見かけないAOCですが、M.Jacky BLOTの出現から始まり、今は亡きStephane Cossaisを
はじめ色んな生産者がこのAOCの認知度を高めてきました。
そのモンルイの‘フランツ・ソーモン’、2002年から始めた醸造家で、今ではDomaineだけの生産量では足りなく2009年からはネゴシアンの会社Un Saumon dans la Loire(アン・ソーモン・ダン・ラ・ロワール)を設立し、意欲的に活躍しております。
無農薬の農法に興味が有り、やはりシュナンブランに挑戦したいと同じAOCを結果的に選びました。畑で無農薬の仕事はきりがありません。彼の畑は4haですが、オーナーが無農薬とは全く反対の農法を行っていたので、1年目は仕事がエンドレスな状態です。予算の関係もあり、最初から畑は購入できません。1haを購入し、残り3haは借りました。この3haも将来的に購入予定です。4haをたった1人で化学肥料から無農薬へ切り替える作業が大変なのがご想像頂けますでしょうか?
本当に朝から晩まで畑とにらめっこです。このように沢山のエネルギーを頂いた畑から取れた葡萄は格別です。