ケークフランコシュ 2021
国:Hungary (ハンガリー)
地域:Balaton (バラトン)
品種:Kekfrankos (ケークフランコシュ)(ブラウフレンキッシュ)
タイプ:Red (赤)
栽培:オーガニック
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
標高の高いキラーリムドン・ペクセリー地区で育ったケークフランコシュを9月24日に収穫し、セラーに運び入れ、除梗し、オープンタンクへ入れます。
最小限の櫂入れで、8日間マセレーション。
ぶどうは丁寧にプレスをし、ハンガリーオー ク樽へ入れ、発酵が終わる。
澱と一緒に1年間熟成させ、ノンフィルター、SO2無しで9月にボトリング。
生産量 2150本
■生産者
Grand Vin de Barnag (グラン・ヴァン・ド・バーナグ)
本拠地:ハンガリー・バラトン
経歴:
私はハンガリーとドイツの両方でワイン造りの勉強をしました。
ドイツのプファルツ地方にある家族経営の小さなワイナリーでも実務経験を積みました。
そして、その後自分自身のワイナリーを始めました。
2017年に自分自身のワインを初めて造りましたが、販売はしておりません。
実際に販売した最初のビンテージは2018年です。
歴史:
父親がワインを趣味で造っておりました。
販売用としては一度もありません。
さらにかなり少量です。
よって、私が本格的にワイン造りをした初代となります。
ワインは私にとって 常に身近な存在でした。
他の何件かのワイナリーでも働きましたし、ワインバーでも働きました。
しかしながら、ワインを本格的に造ったことはなかったです。
2017年に父親の小さな趣味であった、ぶどう畑をオーガニックに切り替え、友人と一緒に1樽だけワインを造りました。
これすごく楽しかったので、次のビンテージから自分のワイナリーを初めて、 それが実際に販売されるようになりました。
ラベル:
ワイナリーの名前であるBARNAGはワイナリーが位置する村の名前で、そこに家族も住んでいます。
この場所は私が幼少期に育った場所の近くであり、とても大切に思っています。
メインのラベルは七つの大罪の挿話である、暴食鬼の飽食を表しております。
16世紀のPieter Bruegelの絵です。
私はいつもこの絵を気に入っておりました。
なぜならば、 中世のレイブパーティーのようだからです。
それが理由で、同じような時代の同じような絵柄のラベルを使用するようになりました。
目指すスタイル:
私が飲みたいと思うワインを造りたいです。
ワインの産地と生産者の哲学が映しだされるワインです。
ワインを通して、土地の活力を見せたいと思っています。
私のワインはフレッシュで、活気があり、楽しく、活力いっぱいであるべきだと考えます。
飲みたいと思うたくさんのワインがたくさんの生産者からあり、素晴らしいと思います。
特に私はオーストリア人とドイツ人の生産者とは仲が良いですが、最近南ローヌの Guillaume & Charles Soulierのワインを飲んで、大きな衝撃を受けました。
こだわり:
ぶどう畑ではオーガニック農法を使用しております。
ほとんどの区画はオーガニック認証されています。
総生産量の約半分は買いぶどうです。
これらは私の畑と同じオーガニック認証を得ています。
私の追い求めるスタイルは飽きずに飲み続けられ、活気があり、深みある表現力です。
赤ぶどうも、白ぶどうも全房のマセラシオンをたくさんします。
ほとんどの、発酵と熟成はサイズと年式が違う木樽で行います。
しかしながら、ステンレスタンクとファイバーグラスタンクも使用します。
収穫から9カ月後から18月後にワインはSO2の添加無しでリリースされます。
将来の目標:
私たちはより完璧にするための大きなプロジェクトに取り掛かる必要があると気付きました。
それは古い納屋を新しいワイナリーに変える必要があるということです。
2022年はこの古い石の建物で、25000本ほど造りました。
将来的にはこのレベルで止まりたいと思っております。
なぜならば、直近5年間は常に拡大でした。
そして、仕事にもっと集中し、地に足をつける時間が今来たと思っています。