Les Petites Fleurs 2021 Vincent Tricot / レ・プティット・フルール 2021 ヴァンサン・トリコ

4,000円(税込4,400円)

レ・プティット・フルール 2021

  国:France (フランス)
 地域:Auvergne (オーヴェルニュ)
 品種:Gamay d'Auvergne (ガメイ・ドーヴェルニュ)
タイプ:Red (赤)
 土壌:粘土石灰
 栽培:ビオロジック
 認証:ユーロリーフ
 SO2:無添加
 度数:12%

インポータコメント
粘土石灰土壌に植わる樹齢50年のガメイを全房で7日間マセラシオンカルボニック後、グラスファイバータンクで発酵・熟成しSO2無添加で瓶詰めしました。

明るい紫ガーネット色、とろりとした粘性、 スモーク香と熟したブラックチェリーやカシスの香りに柔らかいアタック、口中でカシスの香りが拡がり、タンニンと酸のバランスが良く綺麗に溶け込んでいます。


■生産者
Vincent Tricot (ヴァンサン・トリコ)
本拠地:フランス・オーヴェルニュ地方
作り手:ヴァンサン・トリコ

omaine Peyra、Pierre Beauger氏らの出現によって見直されてきたAuvergne地方。
シラクの生まれ故郷、フランスの丁度真ん中に位置するクレモンフェラーの南に広がり、昔はブドウ畑が沢山広がっておりましたが、ワイン造りをやめる醸造家が多い地方でした。
何故ならフランスではまだまだワインに対する考え方が保守的で、御存知この地のワインはどんなに頑張ってもINAOの法規上、VDQS以上にはなれません。
けれどもこの地の可能性を求めてやってきた、新しい造り主はそんなの関係ないさ!と言ってのけ、Table Wineに落としてまで、自分のワイン造りを始め、今密かなブームと注目を浴び始めております。

ヴァンサン・トリコは1972年生まれの若き醸造家です。
南仏でワインを11年造っておりましたが、いよいよ独立の時期が到来、しかし選んだ地は奥様の実家の近くオーヴェルニュ地方でした。
この地で長い間(1971年〜)無農薬で畑を守っていた、Claude Prugnard氏の所でお手伝いをし、彼もそろそろ年齢的理由で引退を決心。
彼の子供がワイン造りに興味はなく、残念ながら畑を手放なさなければならなくなりました。
しかし最後に彼のワイン造りを手伝ったヴァンサンの情熱に惚れ、彼に畑とシェ(醸造所)を譲り。2000〜2002年は金銭的理由で借りておりましたが、2003年に購入、名実ともにオーナーとなり自分のワインを造り始めました。
畑は全部で4.6ha、内訳は3.3haのGamay、0.7haのChardonnay、そして何と0.6haのPinot Noirなのであります。
昔この地では沢山のPinot Noirが植わっておりましたが、近くのBourgogneの関係で泣く泣くブドウの木を抜かなくてはならないほど、経済的ダメージを受けたこの地で、頑なに守られてきたPinot Noir。
私だって喉から手が出るほど欲しい畑です。彼も同じ意見で、これからもっとPinot Noirを植えていきたい!と夢を語っておりました。

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