オルタナティブ・オレンジ 2021
国:Austria (オーストリア)
地域:Weinviertel (ヴァインフィアテル)
品種:Gruner Veltliner (グリューナー・ヴェルトリーナー)
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ、デメター
度数:12.5%
造り手より
除梗。
4週間スキンコンタクト、ぶどうのプレスせず、フリーランジュースを使用。
ステンレスタンクに移し発酵、その後、1年間熟成。
ワインの本来の特徴を維持するため、 意図的に細かい澱と一緒にボトリングしたため、曇っています。
グリューナー・ヴェルトリーナーをスキンコンタクトさせたため、骨格とタンニンを得ることができ、白ワイン 特有のフレッシュさとフルーティーさ、さらに酸も兼ね備えています。
■生産者
Schrammel 2.0 (オルタナティブ・ロゼ 2021)
本拠地:オーストリア・ヴァインフィアテル
ウィーン郊外のヴァインフィアテル南部に約1ヘクタールの畑を持つマイクロワイナリーの当主ダニエルと妻ニコル。
ダニエルは、代々続くオーストリアの古典的なワインメーカーとは 違い異色な経歴の持ち主。
元々ワインとはかけ離れた生活をしていて、企業で管理職の傍ら、セミプロとして15歳から30歳までフリースタイルのスノーボーダーとして活躍。
ニコルとの結婚を機に、50年以上前にニコルの祖父が植えた1ヘクタールの畑を復活させるべく、2014年より権利を取り戻す。
当時のダニエルは、ナチュラルワインの大のファンでしたが、 ぶどう栽培やワイン造りに関しては素人同然。
専門的な文献をむさぼり読み、有名な造り手と話したりするなど独学でぶどう栽培、醸造技術を数年で習得。
現在、各キュヴェ1タンクほどの生産量で、増産には慎重に考えており、そのため、ウィーンでITベンチャー企業でマーケティング責任者をしながら、ニコルと一緒に畑と醸造所を管理している。
「3人の子供た ちにふさわしい世界を残したい」という思いが強いダニエル。
その夢に向け、1歩ずつ進んでいる。