シャーマン 19 グラン・クリュ
国:France (フランス)
地域:Champagne (シャンパーニュ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール) 87%
Chardonnay (シャルドネ) 13%
タイプ:Sparkling (スパークリング)
栽培:ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
ノン・ヴィンテージワインとしてリリースしているが、メインラベル記載されている数字は、その収穫年のブドウが原料全体の約80%を占めることを消費者に伝えるために表記している。
つまり原材料の不透明なシャンパーニュ業界へ向けた、ヴィンテージの個性や、畑周囲の環境を大切にしたい、ブノワなりのメッセージ。
■生産者
Champagne Marguet (シャンパ―ニュ・マルゲ)
本拠地:フランス・シャンパーニュ
マルゲ一族は、もともと地元シャンパーニュでアンボネの区画「ラ・グランド・リュエル」など、優良畑を所有し、大手メゾンにブドウを供給してきた。
そして見識、感性ともにすぐれる5代目当主ブノワ・マルゲの登場によりワイン造りは大きく転換する。
つねに妥協せずに我が道を行き、大胆な決断をくだすブノワは、土壌学の権威クロード・ブルギニヨンの助言を仰いでも、鵜呑みにしない。
畑は2009年からビオディナミに転換し、2010年から馬による耕作を開始。村や区画ごとにVTの個性を鮮やかに引き出すために、すべてのキュヴェでドザージュ・ゼロをつらぬく。
近年セラーを大革新して精妙な最新機器を導入するかたわらで、感性と祈りが満ちる空間を実現。
その結果が、人も羨む高域な品ぞろえ、その圧倒的な水準の高さと、繊細至純な味わいである。
すなわち、ビオディナミの精髄を集めたトップキュヴェ「サピエンス」、マルゲの根拠地であるアンボネの「リュー・ディ」シリーズ、各村の個性をマルゲ流に映し出すクリュ別シャンパーニュ(一部買いブドウ)、ソレラシステムを援用したリザーヴワインをブレンドするシャーマン&ユーマン、それぞれに明確な個性があり、揺るぎない評価を受けている。