チェンティン 2019
お1人様1本まででお願いいたします。
一緒に「条件有」以外の同価格帯ワイン
(数本の合計金額が同価格帯でもOK)
の同時購入をお願いいたします。
国:Italy (イタリア)
地域:Piemonte (ピエモンテ)
品種:Nebbiolo (ネッビオーロ)主体
Barbera (バルベーラ)
タイプ:Red (赤)
度数:14.5%
インポータコメント
■生産者
Case Corini (カーゼ・コリーニ)
本拠地:イタリア・ピエモンテ
ダンディーでロマンチストで、そしてお茶目な教授ことロレンツォ・コリーノのワイナリー、カーゼ・コリーニ。
彼、そして彼のワインとの出会いは色々な意味で衝撃的でした。
ボストン出身の女性で、イタリアワインへの深い造詣と、知らない造り手はいないんじゃないか、というくらいの顔の広さを持つ方がいまして、その彼女がロレンツォを紹介してくれたことがきっかけでした。
彼女曰く「バルベーラで酸化防止剤を全く使わないワインを造っていて、畑は恐ろしく樹齢が古く、とんでもないこだわりで農作業もしていて、etc…。
自家消費レベルでなくワインを造っている人で、そんなにこだわってやって、高品質のワインを造っているのに、造り手の間で語られることがない…。」
始めは、少し大袈裟なんじゃないかと思うほどでした。
そんなすごい造り手が、世に出ずに本当に埋もれているはずがないと。
しかし、2003年アンジョリーノの家で「ラ・バルラ1997」を初めて飲んだ時の動揺は今でも忘れられません。
「なんだこれ、バルベーラで造ったアマローネじゃん。」というようなことをコメントしたはずです。
完熟というより、過熟させたかのようなブドウの香り、恐ろしいまでの果実味、ヴォリューム、アルコールがあるのに凄く飲み進む…。
頭の中では?が付いたまま、数年経った2006年秋、ついに彼と出会います。
そうしたら話の合うこと合うこと!
農業に関すること、ヒトと自然…本当に腑に落ちることばかりで、会話が楽しくて楽しくてしかたがありませんでした。
ロレンツォは大量のエネルギー消費を伴う現代の大規模な農業に対して異を唱え、”持続可能な” 農業の重要性を地質学を専門とする学者の立場から説き、その証明の場として、家業でもあったブドウ栽培とワイン造りを行っているのです。