ピスティル 2023
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Chenin Blanc (シュナン・ブラン)
タイプ:White (白)
栽培:ビオ
SO2:30mg/l
度数:11.5%
インポータコメント
シュナンブラン、樹齢 25〜80 年。
垂直式プレスでダイレクトプレスファイバー槽発酵、MLF、ノンコラ、ノンフィルー。
SO2 は 30mg/L 添加。
AIコメント
フレッシュでフルーティな白ワイン。
軽やかな飲み心地と清涼感が特徴で、食前酒や軽めの料理に最適です。
香り
青リンゴやレモンの皮、白い花の香りが広がり、清涼感のある香りが特徴です。
味わい
軽やかな口当たりで、シャープな酸味とともに、レモンや青リンゴの風味が広がります。
後味にはわずかなミネラル感が感じられ、心地よい余韻が楽しめます。
ペアリング提案
シーフードのカルパッチョや白身魚のグリル、アジア料理(特にタイ料理や日本料理)との相性が良いです。
■生産者
Jennifer Bariou et Thibaut Bodet (ジェニファー・エ・ティボー)
本拠地:フランス・ロワール
コトー・デュ・レイヨン出身の笑顔が素敵なティボーさんと、ブルターニュ出身のシャイなジェニファーさんはワイン学校で知り合い、ニュージーランドやオーストラリアなどでもワインを学んだ後フランスへ戻り、2016年よりワインを造りはじめました。
最初は2ha借り、2018年にもう6ha借り、今では9haにまでなっているそうです。2020年は14,000本を醸造、2021年は遅霜で60〜80%減少してしまったそう。
ここ数年の気候変動は確実に影響しているそうです。
畑は20~60才のものが中心で、2018年からビオに転換しています。
シレックスの多い畑で、下はクレイ土壌、ミネラル感のすっきりのったトゥーレーヌらしいワインが造られます。
SO2は基本いれたくないそうですが、2020年は暑かったので、赤の“Vignes d'Ys”と“Grolleau”には20mg/L入れています。(2021年はすべて無添加の予定)
まだまだ走り始めたばかりの二人ですが、ワインは人気で在庫はほとんどなく、しかしどうしても日本に輸入したかったので、無理にお願いして、少しだけ分けて頂きました。
収穫前にお伺いした時、畑のブドウ(2022年8月)を食べさせてもらいましたが、素直に美味しいブドウでした。
借りている畑の大家さんの地続きの同じ品種のブドウ(慣行農法)と味が全く違っていたのは驚きでした。
手をかけて栽培し、美味しいブドウを造ることが一番大切なのだと再認識した旅となりました。