レピニ 2023
国:Swiss (スイス)
地域:Valais (ヴァレー)
品種:Pinot noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Red (赤)
土壌:片岩
栽培:オーガニック
SO2:無添加
度数:11.7%
造り手より
初めて造ったキュベであり、(畑の状態の理由により)二度と造らないキュベです。
すべての赤ワインは除梗しており、2021年に自作した松材の穴式の除梗機を使って、手作業で除梗しています。
最初の5日間はほとんど果汁が出ず、手で丁寧に除梗しているおかげで、最初の3〜4日間はわずかなセミ・カルボニック発酵のような状態が起きている感覚があります。
30日間マセラシオン。
毎日やさしく果帽を湿らせるだけで、ピジャージュはせず、エアレーションもルモンタージュも行いません。
その後プレスし、600Lの樽へ。
瓶詰めはすべてのワインと同じく重力のみで行い、樽ごとにボトリングしています。
私が目指しているのは、まっすぐで純粋なナチュラルワイン。
それぞれの土壌の個性、テロワールを表現するためです。
ブルゴーニュとジュラで培った経験と技術を背景に、このワインを造っています。
■生産者
LUCAS MADONIA (ルカ・マドニア)
本拠地:スイス・ヴァレー
造り手:マルク・バルザン & アンドレア・グロスマン
『テロワールの味わいが閉じ込められ、ゼロゼロの醸造によるピュリティがあり、より欠陥が少ない、ワインを造りたい』
ブルゴーニュのマルサネ生まれ、子どものころから近隣のぶどう畑の仕事に参加するなど、ワイン造りに親しみながら育ち、その後、ブルゴーニュ地方(マルク・ソワイヤール)、ニュージーランドやオーストラリア、ジュラ地方(醸造栽培学校montmorot卒業、トニー・ボールナールで正社員)で約10年の経験があるヴィニュロン「ルカ・マドニア」(2024年末27歳)は、現在スイス・アルプスに根を下ろしています。
スイスヴァレー州シオン近郊のアイヨンに1.7ヘクタールのブドウ畑を所有する彼は、絵画のように美しいアルプスの環境でのワイン造りに、フレッシュな若いエネルギーを注ぎながら、ブルゴーニュの伝統と、彼が影響を受けた様々な経験を融合させ、伝統と革新の両方を反映したワインを造っています。
スイス・アルプスの中心で、彼のワイン造りへの情熱は花開き、このユニークなテロワールの本質をとらえたワインを『0/0』、つまり添加物や硫⻩を一切使用しない純粋主義的な醸造方法で創りだしています。
ワイン畑について
スイスのヴァレーでの挑戦は2021年末に始まり、畑の大きさは2022年には1ヘクタール、2023年には1.7ヘクタール、2024年には2ヘクタールとなりました。
畑はアイヨンの周囲の、標高600-850mのエリアに点在しており、リウディとしてシェルッシュ、ツアンポン、オルシー等、土壌は主に片岩と石灰岩で構成されていますが、レス、クオーツ、粘土なども含まれます。
これらの段々畑では、ブドウ栽培の作業を機械化することはできません。
下草の管理は背負子型の刈払機で行います。
銅を散布する際(1kg/ha未満)も、背負子型の噴霧器で行います。
収穫したブドウは肩に載せて搬出します。
ワイン造りについて
「畑ごとに1つのキュヴェを造る」というブルゴーニュの伝統に忠実に従っています除梗は手作業で行います。
テロワールの味わいをワインにより表現するため、(カーボニック状態にならないよう)足踏みをし、マセラシオンは平均25日間。
熟成は228Lから600Lのブルゴーニュの古い樽で行います。
8月に行うボトリングはグラヴィティ・システムによります。
ワインをポンプで移送のは年に一度だけ、プレス工程においてのみ。
すべてのヴィンテージにおいて、添加物や硫⻩は使っていません。
品種
ピノ・ノワール、ガメイ、サヴァニャン、シャスラ、ディオリノワール、カベルネソーヴィニオン、ユマーニュブランシュ、リースリング、ガラノワール、ガマレ、ミュスカ、シャルドネ
2023ヴィンテージ
2023年ヴィンテージは2022年より日照は少なく降雨量多め(トータルで822mm、平均は500mm前後)でしたが、酸も多く良好なヴィンテージでした。
秋には雨が多く、ボルドー液を7回散布しましたが、一部の畑ではウドンコ病の発生も多く見られました。