ロゼ・オブ・ヴィーナス 2018
国:New Zealand (ニュージーランド)
地域:Martinborough (マーティンボロー)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール) 70%
Chardonnay (シャルドネ) 12%
Riesling (リースリング) 10%
Pinot Gris (ピノ・グリ) 5%
Meunier (ムニエ) 3%
タイプ:Pink (ロゼ)
栽培:有機栽培
度数:12.5%
インポータコメント
新作。
Pinot Noir/Chardonnay/Riesling/Pinot Gris/Meunierを70/12/10/5/3でブレンド。
クラウディーなんですが、フレッシュのイチゴとクランベリー感に旨味も豊富で、しかもタンニンが微かでガスも若干。
まぁソロリソロリと身体に入って来ます。
Lance曰く「フィルター論争を終焉させてみせる」との事 笑。
濁っていてもこれだけ上手けりゃ文句ないだろ?って事ですね。
■生産者
Cambridge Road (ケンブリッジ・ロード)
本拠地:ニュージーランド・マーティンボロー
1986年に設立されたケンブリッジロードはもともとブドウ農園。
ニュージーランドの北島マーティンボローのテラスに広がる5.5haのこの畑は、街からほど近いエリアにピノノワールとシラーを植樹することからその歴史をスタートしましたが、マーティンボローで初めて有機農法にチャレンジした農園としても良く知られている存在です。
元来フレイザーブロックという名前で浸透していた畑でしたが、その高品質なブドウを自分たちのクラフトとしてワインに表現したいと言う情熱のもとにワイナリーとして新たなスタートを切ったばかりです。
ワインメーカーであるランスレッジウェルはワイナリーのみならず、畑を含めた全てをマネージメントしています。
バイオダイナミクスによるプラクティス、人為的アプローチを極力排除したシンプルな醸造は未だニュージーランドでは変人扱いされてしまいますが、彼は我関せずといった姿勢で日々の積み重ねに精を出しています。
オレゴンのボーフレールを皮切りにタスマニア、パイパーズブルック、ネルソンのノイエドルフで培った経験が彼の背中を後押ししているのは言うまでもありませんが、「たとえ小さくとも美しい存在でありたい」とする信条がその鉄の意志を支えているのです。
「新たなる古典」とも評されるランスのワインはニュージーランドワインに対する既成概念を破壊するポテンシャルを存分に秘めています。