レッロ 2018

  国:Australia (オーストラリア)
 地域:Westem Australia (西オーストラリア)
 品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
タイプ:Orange (オレンジ)
 栽培:バイオダイナミック
 醸造:30日間のスキンコンタクト、 更にバンション(1/3t内容量の中小樽)にて1年間のシュールリー。
 SO2:醸造中、無添加
 度数:12.5%

インポータコメント
レッロは彼らの従妹が連れて来た幼い子供が正しく”Yellow”と発音出来ないでいる様子が余りにも可愛らしく付けた名前。
そう、このワインはイエロー。
つまりスキンコンタクトから生まれるオレンジワインの一種。
本来マーガレットリヴァーに於ける⻩金ブレン ドと言えばセミヨン&ソーヴィニヨン ブラン。
しかし、サラとイーウォはその伝統的なブドウ品種の組み合わせに多少の異を唱えています。
特に同地のソーヴィニヨン・ブランが持つ強烈なハーブ香。
ブレンドを施すには個性が強すぎると感じる彼らは自身が育てるソーヴィニヨン・ブランに他とは一風変わったアブローチによってその姿をトランスフォームさせています。


■生産者
Si (スィ)
本拠地:オーストラリア・西オーストラリア
造り手:サラ・モリス、イーヴォ・ヤキモウィッツ

「自分達が飲みたいものを作る」
気持ちに突き動かされた結果に誕生した新たなる既成概念の破壊者。
それがスィです。

サラ・モリスとイーヴォ・ヤキモウィッツという2人が出会い、恋をして価値観を共有してきた人生の延⻑線上にスィは誕生しました。
芸術や建築、旅やサーフィン、 時として義務的に発生する社会人としての責務を楽しみつつワインという魔法の液体に魅せられた2人は共に⻄オーストリア カーティン大学で醸造学と栽培学を学び暮らして来ました。
一端2人は互いに離れ離れとなり、数年に渡り国内外で数多くのビンテージに参加。
最後に待ち合わせの場所として辿りついたのはカタルーニャでした。
自分達が進むべきビジョンを鮮明とした2010年。
故郷マーガレット リヴァーに30エーカーの土地を購入し(そのうち20エーカーがブドウ畑で1970 年代に植えられた古木が主体です)いよいよスィが始まった訳です。
バイオダイナミクスによるブドウ畑と周囲にある自然環境との共生。
日々畑で収 穫する自分達の野菜やハーブとスバイス。
コンクリートのエッグタンク。
アンフォラ。
フロールでの白ワイン熟成。
そして毎日の儀式の様に楽しむサーフィン。
サラとイウォの挑戦はまだ始まったばかりですが、その卓越した品質と個性に世界が反応しており、現在ロンドンのワインシーンでは既に熱いムーヴメントの中心にあります。
「マーガレットリヴァーはボルドーに土壌も気候も酷似していてね...」
なんて文句に飽き飽きしているそこの貴方。
呑むべきワインはスィです。

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