ジャメ・ル・ディモンシュ 2013
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Cinsault (サンソー)
Carignan (カリニャン)
タイプ:Red (赤)
土壌:砂+粘土石灰質土壌、玄武岩質土壌
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:13.5%
インポータコメント
サンソーは砂+粘土石灰質土壌、樹齢約50年以上。
カリニャンは玄武岩質土壌、樹齢約70年以上のヴィエイユヴィーニュ。
カリニャンは除梗するが、サンソーは除梗なしのグラップアンティエール。
2つのセパージュを同じタンクで約6ヶ月間マセラシオン。
約2年間熟成を経て瓶詰めされる。
SO2無添加。
<1960年ギリシャ映画『日曜はダメよ』メリナ・メルクーリ>より
■生産者
Domaine des Dimanches (ドメーヌ・ド・ディモンシュ)
本拠地:フランス・ラングドック
もともとはドメーヌ・モントリユー拡大の為に畑の購入を検討していたが、Naveil市長から許可が下りず、エレディアは幼少時代を過ごしたラングドックの地に。
時を同じくし友人が2005年にクレレット、テレ・ブーレ、サンソー、カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードルのVV(樹齢50年以上)の区画を購入しドメーヌ・ディモンシュを設立。
しかし、友人は病床につき、現当主のエレディアが2006年よりドメーヌを引き継ぐことに。
ブドウ畑は、Herault県のAspiran村に位置。
村は周囲を小さな丘が囲んでおり、この地方はよく「フランスのトスカーナ」と称されます。
1890年よりワイン作りを行っていた非常に良質な土壌で、購入した2005年当初からビオロジックで稼動しています。
ロワールとラングドック、勿論土壌の質や栽培するブドウ品種によって酸度や熟度が違うのは当たり前。
エレディア氏は、ロワールのワインとこのドメーヌ・ディモンシュのワインを全く同じ考えに基づき造っていいます。
化学的な物、最新の技術、そういった物には頼らず昔から脈々と伝えられた伝統的で自然に寄り添うワイン造り。
畑は馬耕作、冬場は寒さから守る為ブドウ樹の根元に土をかけ、春には土をよけるが、初夏になると暑さから守る為に再び土をかけ・・・とひたすら丁寧にブドウと向き合っています。
低収量、手摘収穫、長時間の浸漬(マセラシオン)、長期熟成、醸造工程で余計な物は一切添加しない。ディモンシュのワインは全て。
AOPを獲得するには、シラーやメルロー、シャルドネなど土着の品種ではないブドウを植えなければならないからです。