ル・シュルック 2016
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Gewurztraminer (ゲヴェルツトラミネール)
Riesling (リースリング)
タイプ:White (白)、やや辛口
土壌:粘土石灰質に砂岩、花崗岩などの石。
栽培:ビオディナミ
醸造:全房でダイレクト・プレス。
セパージュごとに別々プレスして、ステンレス製タンクでアルコール発酵を行う。
アルコール発酵が終えたら、フードルで両セパージュをブレンド。
熟成は、それぞれフードルと古樽で18ヶ月間シュール・リー熟成。
認証:ユーロリーフ、デメター
度数:14%
インポータコメント
ゲヴェルツトラミネール特有の、白い薔薇やライチのアロマ、干しブドウやアーモンドのニュアンス。
相変わらずトロピカル感が豊富だが、2015年に比べてアルコール度数も低く、軽やかでフレッシュ。
2016年はリースリングを一口ブレンド。
■生産者
FREDERIC GESCHICKT (フレデリック・ゲシクト)
本拠地:フランス・アルザス
造り手:フレデリック・ゲシクト、アルノー・ゲシクト
コルマールから北西に10キロほどの場所に位置するAmmerschwihrアメルシュヴィル村に蔵を構える。
現在、アメルシュヴィル村およびKatzenthalカッツェンタール村に、合計12haのぶどう畑を所有する。
2008年よりクリスチャン・ビネール、アルザス自然派巨匠たちを超えるような透明感を目指して、SO2無添加の醸造を始めた。
SO2無添加のワイン造りを始めながら経験を積み、酸化防止剤無添加とは思えないほど、品質が高いレベルで非常に安定しています!
それは両親の先祖から持っていた、凄い急斜面の見事な区画のおかげでもあります。
今買おうと思っても手に入らないあの畑がワインの品質を強烈に後押し。
悲運の兄の死を乗り越えて、後を継いだ弟フレデリックに備わっていたワイン造りのセンスには、本人さえ気がつかなかった天才的なものがありました。
それは、ミュージシャンだったフレデリックのセンスに無関係ではないでしょう。
そうでなければ、かつてのアルザスにないあの透明で繊細な味筋は、説明がつきません。