Mudjuretuli Tetra 2017

  国:Georgia (ジョージア)
 地域:
 品種:Aleksandrouli ?
    Tsolikouri?
タイプ:Pink (ロゼ)
 栽培:オーガニック
 SO2:無添加
 度数:11.2%

インポータコメント


■生産者
Giorgi Kipiani (ギョルギ・キピアニ)
本拠地:ジョージア

ギョルギ・キピアニのワイナリーはジョージア西部のラチャ地方の「フヴァンチカラ」という特別な村にあります。
そこはソビエト連邦時代に、彼のワイン、特にセミスウィートの赤ワイン「フヴァンチカラ」でとても有名でした。
祖父はフヴァンチカラの大きな工場のディレクターで、父もワイン生産者。
子供の頃から彼はワインづくりの修行をしていました。
2014年、彼はクヴェヴリデのワイン生産を決断しました。
それが「実験」になるだろうということ、それにリスクが大きいことも覚悟していましたが、幸いにもそれは失敗にはなりませんでした。
56リットルにも満たないワインのクヴェヴリの蓋を開けた時、それはもう素晴らしいものだったと彼は言っています。

ディドゥゴリという名前は、伝統的なジョージアのポリフォニー(多重声楽)と聖歌を歌う、結成12年ほどになる15人のアンサンブルの名前からつけられました。彼もこのメンバーの一人。
あるクリスマスイブの日、彼は友人に、アンサンブルのCDジャケットに「ディドゥゴリ ワインメイキング」という名前をデザインしたワインのラベルを、彼のワインと共に贈りました。
当時それはジョークの贈り物でしたが、その後彼らはそれを本当に実現することとなります。

アンサンブルの仲間は、ワインを生産するためのボトルと会社設立のため、860ラリ (320ユーロ)を贈りました。
2014年、たった4つのクヴェヴリ (total 360リットル)で、200本ほどのワインを生産。 Aleksandrouli と Mujuretuli 交配種で、ラチャの土着品種である“Sakipiano” のワインです。

生産したワインの半分はジョージアに残り、半分は日本へ渡りましたが、それが初めての生産で、同時に初めての輸出になりました。

彼の小さなぶどう畑で作られるワインは、生産量が少ないため、ある年は近くのぶどう生産者からぶどうを分けてもらいましたが、このぶどうもオーガニックで、亜硫酸塩その他の添加はしていません。
彼にとって、ぶどうがクリーンで無添加であることはもっとも大切なことです。

彼の目的は、人生の全てであるワインをつくること。
オーガニックのワインのみ。
ワインは彼らの子供のようなもので、子供たちは、化学物質、亜硫酸塩、そして人工的な介入も必要とせず、正しい方法と注意だけを必要とするのです。

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