ペトリコール 2019
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:Garnacha Tinto (ガルナッチャ・ティント)
タイプ:Red (赤)
SO2:無添加
度数:12.7%
インポータコメント
アンフォラにて7日間マセ、アンフォラで発酵・熟成、亜硫酸無添加。
名前はカタロニア語で乾いた土が濡れた時の香をさしています。
昨年と同様変わらない美味しさ、ブラックカラントやカシス様の若々しい果実味。
昨年より幾分キレイな味わいですっきりしています。
■生産者
PORTES OBERTES (ポルテス・オベルテス)
本拠地:スペイン・カタルーニャ
スペイン、カタルーニャ南部、タラゴナ県、テーラアルタ地区のエル・ピネル・デ・ブライ村。
ジョゼップさん(2019 年現在 33 歳)はバルセロナで働いていましたが、地元でのワイン造りを志し、2016 年に戻ってきました。
畑は現在 2ha 借りています。
元々お父さんはワイン造りはしていませんでしたが、農業従事者で、オリーブやアーモンドの栽培や、ブドウの植樹の仕事などをしていました。
25 年ほど前は地元の農業組合の副組合長をしていました。
その時組合長だったのが、メンダールのラウレアノさん、彼は組合で BIO を推し進めます。
しかし、時代が早すぎたのか、古い組合員が嫌がり、辞任することに。
そして時代は流れ、今ジョゼップさんが借りている畑はその当時 BIOを目指した畑だというので、因果を感じさせます。
林に囲まれた環境のよい畑です。
彼は夏の葉取り、耕作の深さ、冬の剪定など、気を使っています。
新梢は切りません。
手作業が基本で、年 6000 本くらいが限界だと言います。
それで生活がしてゆけるとも。
ワインは全て亜硫酸無添加、素朴でしみじみと染み渡る旨味のある果実味が、親しみやすく、魅了します。