シャブリ リュムール・デュ・タン 2019
国:France(フランス)
地域:Bourgogne(ブルゴーニュ)
品種:Chardonnay (シャルドネ)
タイプ:White (白)
栽培:ビオロジック
認証:ユーロリーフ
度数:12.5%
インポータコメント
天候により味わいが大きく異なる変化に富んだキュヴェ。
Camille Flammarion(カミーユ・フラマリオン)という天文学者が19世紀に出版したL'Atmosphère:
météorologie populaireに挿絵として載っていた版画(地球平面説を表す15〜16世紀頃に作成されたとみられる木版画、作者不明)に着想を得て、オリヴィエがラベルを描いた。
■生産者
Alice et Olivier de Moor (アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムール)
本拠地:フランス・ブルゴーニュ
ディジョン大学・醸造学部の同級生だったカップルが1994年、シャブリとサン・ブリ、計4haの畑からスタートしたドメーヌ。
アリスの祖父は農家で、シャブリのほかオーストリア、ポルトガルでも経験を積んだ。
生産の主力はシャブリとアリゴテで、ほとんどのキュヴェを10年ものの古樽で発酵・熟成を行う。創業以来、クロード・クルトワを始めとする生産者達とも親交を重ね、除草剤の使用を減らし少しづつビオロジックに転換。
2002年には酸化防止剤無添加キュヴェも生産開始。
2005年にはビオロジック栽培に完全転向し、2008年に認証を得た。
しかし認証取得以前の数年前から既に、枝の誘引や除葉など格別に丁寧で真摯な栽培が生むワインは、パリのレストラン向けヴァン・ナチュール試飲会などでも常に大絶賛され、世界的な人気を確立していた。
2009年からはネゴシアンをスタートし、ヴァンダンジュール・マスケシリーズとして、リリースしている。
2017年ヴィンテッジからは念願のシャブリ・プルミエ・クリュの畑も入手することができ、意気軒昂たる生産者である。