デルニエール・ネ・ブラン 2017
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ
度数:14%
インポータコメント
特徴的なラベルはキュヴェの意味である「生まれる」と、表現義務である妊婦の飲酒禁止マークをかけて、冗談としてエチケットにしています。
樹齢20年〜60年のソーヴィニヨンブラン100%。
4日間のスキンコンタクトの後プレス機にかけコンクリートタンクにて発酵。
残糖15グラムの時点で発酵がとまった2017年の液体を2019年のソーヴィニヨンブランとまぜ、再発酵させコンクリートタンクとフードル樽で熟成させ完成したもの。
シレーヌに比べ、さらに個性的で溌溂とした味わいがあります。
残糖が3グラムほどあり、円やかな口当たりとのど越しが非常に心地よい、飲み手を飽きさせないファンキーな白ワインです。
■生産者
Domine Maisons Brulees (ドメーヌ・メゾン・ブリュレ)
本拠地:フランス・ロワール
2013年9月。
ロワールの偉大なビオディナミスト、ミシェル・オジェの引退はこのドメーヌの新たな門出となりました。
そしてこのドメーヌ・メゾン・ブリュレを新たに引き継いだのはアルザス出身のポール・ジレという男。
彼は元々アルザスでカヴィストとして働いていました。
また2011年まではアルゼンチンでレストランの経営者を行っていましたが、ヴィニュロンになる夢を捨てきれず、フランスに戻り醸造学校に通いながらアルザスのブルノ・シュレールの元で働きました。
その後トゥーレーヌを訪れた際にその土地に魅了され、ミシェルと出会い彼の元で数年間の経験を積むこととなります。
その時の真摯な姿がミシェルに自身のドメーヌを継承させることを決意させます。
ミシェルから受け継いだメゾン・ブリュレの伝統は守りながら、新しいスタイルを加え進化させ、ラベルも魅力的なものに変更しています。
ミシェルが醸造していたエネルギーに満ち溢れたあの液体に、優しさを付け加えたような素晴らしい味わいのワインが生まれました。